本日日曜日。当然ですが店主は休みなし。
またとある雑誌の企画がらみで、新しい商品を作り始めました。"とある雑誌"とかぼかして言わなくても、私を使う雑誌社さんは一件しかないわけですが、昨日ちょっと貼り革を採寸して、本日はケースの試作に手をつけていきます。
今回は澤村徹さんから、話を持ってきていただきました。お座敷がかかった!という感じです。
去年のマイクロフォーサーズワールドから始まって、現在編集中のムック(もうすぐ発売:オリンパスPEN WORLD)に続いて、次の企画(名称未定)ということで、随分と澤村さんにはお世話になってしまってます。もうすでに澤村組の若い衆と言っても良いんじゃないでしょうか。
というわけで、お座敷がかかりましたので、私もとりあえずケースの底板部分の刃型製作から始めたいと思います。
まあ、一人で仕事をしているし、刃型を曲げるのも久しぶりとあって、ノソノソと底板部分の刃型を曲げて、昼から側面に手をつけてみようかと、そんな感じでちょっとのんびり進んでいます。
ちょっと途中で眠気が襲ってきて、1時間ぐらい昼寝をしたりなんかしてしまいましたが、レーザーで床革をカットしながら組み立ててはCADを引き直してを繰り返し、試作15号まで進めました。
何のカメラのケースかは言えないんですねぇ。
画像などを絶対に掲載しないようにという厳命なのです(普通そうですけど)。
こういうシールもカメラに貼ってあります。
形はこんな感じでほぼ決定で良いんじゃないでしょうか。デジカメケースというのはボタンとスクリーンのおかげで、かなり形状が制限されてしまいます。とりあえず今回の親方である澤村徹さんに送って、意見をいただいて進めていくという感じになります。