4月が終わると、いつの間にか一年も1/3が過ぎたことになり、毎度の事ながら年月が過ぎるのは早いものだと実感いたします。
そして去年は、10月半ばに今の工房に引っ越してきて、もう早いもので半年が経ったのでした。
しかし半年経っても、未だに今の工房の雰囲気にちょっと慣れないというか、今ひとつしっくり来ない気がします。その前が自宅兼作業場で12年もやっていましたので、半年程度ではまだまだなのかもしれません。
そして工房の引っ越しと同時に卒煙して、こちらも同じく半年となりました。酒を飲んでいるときに(口腔喫煙で)3、4本は吸いましたけど、喫煙者に戻ったりもせず、ノンスモーカーとして普通に生活しております。
それでも嫌煙家になったわけではなく、屋外労働者さんたちが3時の休憩にみんなでタバコを吹かしながら談笑している姿を見たりすると「なんか楽しそうだな」とちょっぴり羨ましく思ったりもします。
でも多くのノンスモーカーのみなさんと同じく、副流煙が嫌いです。副流煙のニコチンを吸ってしまうと次の日は体の調子が悪くなるぐらいです。そんな思いをすると、やっぱりもう自分はノンスモーカーなんだと再確認したりします。
酒の方は4月8日に飲んで以来、こちらもまったく飲んでおりません。家の中でも外でも飲まない。
しかしタバコも酒もやらない、もちろんギャンブルもやらないとなると、見事にお金が減りませんね。
ショッピングも興味ありませんし、食べる方も「納豆が激烈ウマい」と言っているぐらいですから、言うまでも無し。この状態になると貯金をしているという感覚はありません。何と言っても、使わないんですから、お金が減らないわけです。一番大きな出費は、ホラでも冗談でもなく「納税」。納税することは決して無駄なことではないのですが、現状だと何だかとても無駄遣いさせられているような気がします。
一般的に、たくさん収入があって、たくさんお金を使うのが、金持ちとかリッチというイメージがあります。しかしよく考えたら「お金を使うところがないから、お金が必要ない」、これも一種のリッチではないでしょうか?そうなるとあまり働く必要がなくなります。稼ぎが少なければ税金も少しですみます。働かない分の対価として得た時間は、飽きもせずずっと瞑想をしていればいいのです。なんなら田舎にやせた土地でも安く買って、豆でも育てて、それを食って生活すればいいです。実践してその生活が成り立ったとしたら、十分リッチだろうな、そういうのも悪くねえな、そんな気がしてきました。