まずはお馴染み、フラットベッドスキャナでカメラの底部をスキャンしてトレースすることから始めます。
今回、チルトスクリーンで、しかも電源スイッチも妙なところについていたり、親指を引っかける部分もついていたりして、ケースがとても作りにくい形状ですが、まあそうなっているんだから仕方がないですね。
ウチでは初めてとなる、裏はザックリ空いてますという形状のケースになると思います。ケースは三脚ネジ止めです。
ザッとトレースしました。これを厚紙でレーザーカットして、実機の輪郭に合わせてみます。
ほぼ合っているようですので、これで刃型を曲げてみたいと思います。
外周延長は281mm。やはり小ぶりのカメラですので、300mmは超えませんね。
とりあえず刃型を作って、底部切り出し。
そして、側面を設計していきます。
まずはフラットベッドスキャナでフロント部分の読み込み。これを下絵にしてCADで線を引っ張っていきます。
毎度毎度、同じ事やっていますね。特に目新しいことはありません。
最初の一発目ですから、ザーッと大まかに線を引きます。
試作3号。黒い革ですとわかりにくいですが、こんな感じです。
背面ザックリタイプのものは本意ではないのですが、今回カメラの形状からして、それしかできないのでしたら仕方がありません。
補強の金属板をカットするための刃型を先に曲げておきました。これも設計変更になれば作り直しになりますけど、まあいいや。
試作4号です。