ブドウの革トレーの設計し直した凹型凸型の切削が終わり、早速絞ってみました。
凹型は樹脂、凸型はハードウッド。どうもこの組み合わせが、今のところベストな組み合わせのようです。
今度は問題無く絞れましたけど、あと一歩という感じです。
問題点は、ブドウの粒がさっぱり目立たないのと、まだちょっとサイズが大きすぎるのです。
残念ですが、もう一度設計し直しです。ちょっと力が抜けますが、失敗を積み重ねて経験を得る、という当たり前の道を通っているだけのことなのでしょう。
さて、Rolleiflex 3.5の貼り替えを受けて、当店にあるRolleiflexのデータではフロントが合わないタイプなので、採寸し直しです。
フロントの部分は曲面が多い形状で、非常に面倒で時間がかかります。そこで久しぶりにMicroScribeというアーム型の3次元測定機を引っ張り出してきました。
きちんと採寸するのは難しいですが、大まかな採寸はこれでやってあとはデータを詰めていけば、ゼロから採寸するよりもだいぶ楽です。