名古屋からちょっと外れた春日井市と瀬戸市の境目ぐらいに、ちょっとだけ秘境っぽい雰囲気を醸し出している定光寺という場所があります。
どんなところかというと、ご興味のある方はGoogleで定光寺を調べていただければ詳しくわかると思います。
名古屋から30分ぐらいですので、別に秘境でもなんでもないのですが、色々な意味でちょっと面白い場所なのです。
まず川が流れているのですが、大して上流でもないのに岩がゴロゴロしていて渓流の雰囲気が満点です。
この川にかかっている橋が歴史を感じさせるレトロな雰囲気です。
が、しかし橋の装飾の灯籠みたいなのがなくなっていたりしているのを見ると、大して歴史的な価値はなさそうな感じです。
そしてその川岸には、どーんと廃墟ホテルがあって、一種異様な雰囲気を醸し出しています。
この廃ホテルには廃墟につきものの色々な逸話があり(死体だの幽霊だの、、、大概がガセのようですが)、この地域における一種の名物になっているようです。
廃墟はホテルだけではなく、上の写真左側にある2件も家屋も廃屋です。
一体何があったのでしょうか?という寂れ感がたまりません。というか早く片付けたほうが良いような気がしますが権利関係でなかなか難しいようです。
このあたりは、またGoogleで「定光寺 廃墟」と検索するとたくさんヒットします。
内部に潜入して撮影されている方もいらっしゃいます(Youtube動画リンク)。私には入り込む勇気はありません。
さらにこの界隈は、その筋では有名な(どの筋なのかは微妙ですが)、これもちょっとした名物となっている「定光寺 ビラ配り」というものがあり、運が良ければそのビラ配りに遭遇することが出来ます。
私は別に他人様の商行為にケチをつけたいわけではないです。2ちゃんねるなどではこのビラ配りのお兄さんについて随分と盛り上がっているようです。
まあ色々と終わっている感が強い、ある意味インパクトがあるゾーンです。
また定光寺には、おそらく雑草対策だと思いますが、山羊が2匹います。私はこの定光寺の山羊と遊ぶのが大変な楽しみとなっております。
定光寺のブログを見ると、このヤギさんはユキちゃんという名前らしいです。どうもリンゴが好物らしい。今度はiPhoneを持って行ってやろうか。
本当は3匹いたらしいのですが、1匹は死んでしまったそうです。先日岐阜県で岐阜大の研究用農場のヤギをベトナム人が盗んで、さばいて食ってしまったという事件がありましたが、その余罪かどうかは私にはわかりません。
何はともあれ、なかなか奥が深い定光寺界隈です。