泥漿鋳込み成形にチャレンジ その2の続きです。
先日までは上の通りで、まだボウルがつけてない状態です。焚き火をやるわけではないので、こんな大きなスペースは必要ありません。これはガワです。ここにボウルをつけてやらないとパイプとしては完成しません。ボウルとガワという2つの壁が出来て、その間は空間になるという、Dual Wallというちょっと複雑な構造を目指しております。空間が煙溜めとして煙を冷やすチャンバーとしての役割が一つ、そしてボウルの熱がガワに伝えない断熱としての役割、という実に理屈っぽい話になるわけです。そういう構造をReverse Calabash というのかな?私もよく知りません。
このボウルをせっかくだから一発で鋳込みたいわけですよ。ボウルを後付けしたら工程が3つ以上増えるかな。大概の場合、工程なんか増やしても良いことはありません。
少ない知恵を振り絞って、一発で鋳込んだのが上の写真です。改善の余地はありますが、先が見えてきました。
そろそろ泥の濃度をきちんと計って、鋳込み時間のデータ取りとかも始めて行きたいと思います。