2018年3月6日火曜日

Leica Tの採寸

久しぶりのカメラネタというか、カメラ革の採寸となります。
今回は久しぶりのライカ デジ。私はライカのデジは自分の金で買ったことがないです。会社の予算でも買ったことはないです。親切な方が「革を作れ」と持ち込んでくださるのです。みんなに支えられて、このいつ倒れてもおかしくないような小さな事業が成り立っているということを、しみじみと実感できますね。



早速、ザッとノギスで適当に測りながらアウトラインを描いていきます。



線を引くツールは、今回からRhono6になりました。私程度の使い方ですと Rhino4だろうが6だろうが全く違いはないのですが、Rhino4から使い始めて10年ほどになりました。この素晴らしい3次元モデラーを、ほとんど2次元CADとして使っているバチ当たりの私ですが、これほど使いやすくて、使っていてイラつかないツールは私はこれ以外に知らない、これに尽きます。Rhino5→6のアップデートは6年かかかり、アップデート料金は6万円ほどでした。何と1年に換算するとたったの10000円。こんなので本当に事業が成り立っているのか、こっちが心配になるぐらいです。



それはさておき、描いた線をレーザーカット。



毎度の事ですが、実機に合わせてみて、合わない線を直していくという根気勝負の仕事が始まったのでした。