丁寧なことに、わかりやすい配線図が付属されております。おそらく自分で交換するユーザーが多いのでしょう。
ケーブル、配線図、タイラップ少々が入っております。タイラップは買ってこないといけないなあ、と思っていただけに、気が利いているな、と思いました。多少余分に入れておいてくれたら、さらに有り難かったのですが、本数はキッチリでした。
X軸に信号を送るケーブルはラダー(尺取り虫のようなやつ)の中に入っております。
まず古いケーブルをサーボモーターのコネクタから外します。
ラダーを固定してあるネジを取り外します。
要らないケーブルですので、あらかじめカットして、ひたすら引っ張って引っこ抜きます。
実はラダーは一辺が開く、ということに気づき、開けるところはすべて開いてしまいます。
新しいケーブルの先は(正式な名前はわかりませんが)コネクタが4つついておりますので、それをビニールテープでぐるぐる巻きにしてしまいます。
そのビニールテープで巻いたところにビニモの5番糸を結び、針までつけてしまいます。
ラダーの中にまず糸を通し、糸を引っ張って新しいケーブルを通します。簡単に通ってくれません。
何度も自分を見失いそうになりながらも、根気よくケーブルを通します。
器用さというよりも、慎重さと根気の良さが要求される作業だと思います。どちらも私に欠けていると断言できますが、四の五の言っていたら直りませんので、やるしかありません。
古いケーブルを抜きながら、新しいケーブルに入れ替え、X軸のケーブルがどこにたどり着くのか、たぐっていきます。
配線が間違っていないか確認して、テスト運転。
X軸の怪しげな動きは昨日と全く変わっておりません。つまり故障したままです。
要するに、あまり認めたくはありませんが、古いケーブルは全く問題なかったという事実が、ケーブル交換後に判明いたしました。
要するに、あまり認めたくはありませんが、古いケーブルは全く問題なかったという事実が、ケーブル交換後に判明いたしました。
固まっているヒマなどないです。そうだメーカーに電話だ
「そうなるとセンサーがおかしいようですねぇ」
(こうやって書いていると誤解されてしまうかもしれませんが、実際のところメーカーさんは結構親切なものです)
「今からウチのスタッフを走らせますので、部品を用意しておいてください」
これが本日(1月23日)午前11時頃。東名高速を走って1時間半もあればメーカーに到着すると思います。なんだかんだでスムーズに行っても帰りは3時頃かな。その間、私はひたすらE-P1/E-P2ケースの手縫い作業。20個以上あります。
そんなこんなで、修理編は後半に続きます。