2014年3月17日月曜日

日本カメラ Mook, ソニー α7/α7R World


日本カメラ Mook, ソニー α7/α7R World 発売です。2100円+税。

日本カメラムックの良いところは、何と言っても豪華な写真家たちのスナップやポートレートが見られることです。今回も飯田鉄さんのスナップが満載で、これを見るだけでもう充分値段分の価値はあります。あなた、飯田鉄さんですよ!

何だって?写真家:飯田鉄さんを知らねぇだと?もう良いからそのカメラ捨てちまぇ、、、というのはほんの冗談です。普通知っていると思いますが、もしまだ知らないっていうなら騙されたと思って今から速攻でAmazonでポチるべし。

私は昔から飯田鉄さんのファンなのですよ。むかーし、日本カメラ社を突撃訪問したとき、ちょうどたまたま飯田鉄さんとウサケン(宇佐見健さん)が打ち合わせでいらしていて、そこで何の面識もない私が無理矢理割って入って

「俺の話を聞いてくれ!」

と大御所先生たちの迷惑を顧みず演説をぶったのに、嫌な顔をせずに聞いてくれただけではなく、ついでに記念撮影にも応じてくれるという、それはもう大変な人格者なのであります。だからってそういう真似はしなくて良いです、というかなにとぞ実行は思いとどまってください。10年後に思い出して恥ずかしい思いをするのは自分ですから。

忘れてはいけない。ウサケン(宇佐見健さん)の写真も載ってますね。ウサケンもこれまた大した人格者で、どれぐらいすごいかというと、私はまた日本カメラの編集者さんにねじ込んで無理矢理ウサケンと酒を飲ませてもらったとき、酒癖の悪い私が

「宇佐見さん、普段は何をやって食べているのですか?」

というまるでフリーターに声をかけるような礼儀知らずの質問にも苦笑いしながら

「写真撮ったりして、何とか食べています、、、」

と、怒らずに答えてくれたのであります。

「何やって食ってんのかわかんねーのは、まさにオメーの方だろ!」といきなりお仕置きされてもおかしくない質問です。ウサケンって一流のカメラマンですよ。私のように地を這うような低レベルの人間とは全く格が違うのです。

また、こういう礼儀知らずで空気を全く読まない、しかも一体本業は何なのかイマイチ不明な男(=私)に、別に何の義理もないのに事あるごとにつきあわされて、一緒に恥をかかされているのにも関わらず、思い出した頃にウチの商品を雑誌に載せてくれたりするという、これまた立派な人格者である日本カメラの編集者さん。

私が日本カメラが好きなのは、こういう一般社会ではあり得ないような人格者が3人揃っていることです。仕事も人格も立派な3人の快男児が、何をやらせてもパッとしない男1人をどういう理由かはみんなわからないけど何となく同席させている、そんなイメージです。

そんな方々が作ったα7ムック。ぜひ一冊お買い求めください。なにとぞよろしくお願いいたします。

ついでに申し上げますと、ウチの商品がカラー9ページにわたって載っております。これまた破格な待遇をしていただきました。日本カメラ社さんは、私に何の義理もないのに関わらずです。どうです?どれだけ日本カメラ社が豪気かということが、皆さんもこれでよくご理解いただけますよね。そして、どうも私は日本でも有数の運の良い男のようだ、ということに最近薄々気づいてきました。

さらに、上に並んでいる人格者たちに比べたらカスみたいな私もお恥ずかしながら1ページ寄稿しております。

日本カメラ社の該当ページリンクはこちらです。

Amazonはこちらのページからご購入いただけます。