今回はNikon F2。
機材のご提供は神戸の元町カメラさん。
先日、この元町カメラさんに挨拶がてらお伺いをしたのですが、神戸の元町というところに、私はその時初めて行きました。
初めて行くところですので地理感がなく、適当なコインパーキングに車を駐めて、スマートフォンでナビをしてもらいながらテクテク歩いて行ったのですが、ナビに歩かされたところが何と神戸中華街。どう見てもこんなところに中古カメラ屋さんがあるような雰囲気ではないのだが、、、このナビは間違っているのではないか?と思いながら撮ったのが下のビデオ。
だがGoogle Mapは間違っていなかった。
中華街から一本入ったところに存在しておりました。
中古カメラ屋さんというのは、一見さんには入りづらい雰囲気があります。
勇気を持ってドアを開けば、新たな世界が広がる、、、かも知れません。
私は良いのですよ。元町カメラさんとは何度もやりとりさせていただいているのですから。
親父さんは、これまた「中古カメラ屋の親父さん」という厳然たる雰囲気を漂わせていますが、写真は取り忘れました。別に怖くありません。気さくな親父さんです。
さて、まあこんな感じで剥がしていきます。
ボンドが乾ききって、強力に接着されているので、革もなかなか剥がれません。
剥がした革を下絵にして、ライノでトレースしていきます。
こんな感じで、ざっとトレースしました。ここからまた延々とカットして合わせて、線を引き直してという作業を繰り返します。
元町カメラの親父さんに、ちょっと時間がかかりそうだと当店の事情を説明したら、返却は4月以降で良いからゆっくりやってええよ、と言われました。またまた他人様に親切にしてもらっちゃったよ。人の親切を目一杯受けられるだけ受けてボチボチと仕事をしている野郎がこの私です。私はそれほど親切な人間でもないのに、私の周りは親切な人ばかりで、自分でもビックリします。というか、私も受けた親切はきちんとお返しをしないといけないのです。
さて、裏蓋から進めて参ります。