2016年4月16日土曜日

MAIIIクリッカー ハンドル修理

たまにですが、MAIIIクリッカーの持ち込み修理があります。今回はハンドルが曲がったというものです。
通常、ハンドルが曲がるということはないのですが、相当な無理をすると曲がったりします。今まで2件ありました。前回のものは、オイルがまったく注してないという状態でした。それでもハンドル以外は壊れていなかったというのが、何とも丈夫なところです。



今回のこの固体はなかなかの状態ですが大丈夫です、直ります。



ハンドルよりも一回り径が太いサイズの鉄パイプを入手してきます。ホームセンターには売っていないので入手が面倒ですが、Webを探すと出てきました。便利な世の中です。鉄パイプなど安いものですが、小口で更に切り売りとなると、割高になりますし、またブツよりも送料の方が高くなります。仕方がありません。10本単位でしか売らないとか言われても困るのです。



こんな感じでやることにしましょう。



グラインダーでハンドルの曲がった箇所をカットしてしまいます。





男だったらスパッと思い切ってやる。



ちょうど一回り大きい径ではなく、多少大きいですので、パイプをちょっと潰して形状を整えます。



溶接します。相変わらず汚い溶接で、プロが見たら「これで金を取るつもりか?」と言われるに違いないですが、とにかく見た目よりも丈夫さという感じで溶接しておきます。大丈夫、後で塗装を厚塗りしてやればわかりゃしねえです。



相手側も溶接しますが、まずボディからハンドル部分だけパーツを取り外します。



Cリングを外せば、簡単に外れます。



相手側も溶接終わりました。



さっきよりは多少綺麗な溶接です。



後はサンドペーパーをかけて脱脂。



3度塗りぐらい厚塗りしてやると、溶接の汚さも目立ちません。



おお!これはなかなか綺麗に直りました、が、Cリングをはめるときにふき飛ばしてしまいましたので、買いに行ってきます。