先日Olympus XA2のモルト貼り替えキットを作りましたが、あれがなかなか売れたりするのです。100個も200個も売れたりすることは決してありませんが、「あれ、また売れたのか?」という感じでポチポチ売れるのですからビックリします。あれはお客さんが持ちこまれたカメラですので、開発費は私が採寸にかけた時間給ぐらいですから、もう元が引けました。後は売れる度にチャリンチャリンと小銭(まさに小銭)が入ってくるという感じの、非常にゆるーくですが利益が出るという実に嬉しい商品になったのでした。
さて次は、Olympus35DCとかRCのモルトが欲しいというリクエストがありましたので、それをやります。
ハゲこけていて見るからにジャンク品という感じですが、私はカメラを使いたいわけではないので、これで何の文句もありません。
このカメラの不思議なのは、この部分です。なぜこう裏蓋がボディに切り込んだ形状になっているのか?きっと何か意味があったのでしょう。しかしこれ以降のカメラがこういう形状になってはいませんので、これをやる意味はなさそうだ、と判断されたのではないか、そんな気がします。古いカメラはというのは色々なストーリーが想像出来て面白いですね。
裏蓋側のモルトは通常必要ないと思いますが、一応採寸してカットしておきます。
ボチボチやっても半日ぐらいの仕事です。これでまたたまに売れるアイテムになれば儲けもの、そんな感じです。
商品の販売ページはこちら(http://aki-asahi.shop-pro.jp/?pid=101629417)です。700円税送料込み。