12月11日のブログで紹介したネックストラップ用の刃型ですが、せっかくですので実際の刃型裁断風景を撮ってみました。
実際は刃型の中に反発用のスポンジを入れて、プレスした同時に、抜いた革が吐き出されるようにするのですが、ちょっとまだ準備不足で、手近にあったドライバーなどを使って、打ち抜いた革を取り出しています。ちょっと格好悪いね。
これでも刃型に比べてクリッカーのサイズが小さいので、2度打ちしないとカットができません。刃型は基本的に2度打ち御法度なのですが、これだけはもう仕方がありません。2度打ちの問題は、裁断板に刃型が齧り付きやすいことと、そのうちに刃型が反ってくることです。
革の無駄の少なさには、私も驚きました。これ以前に使っていた2本カットできる刃型だと結構無駄を出していました。というわけで、地球環境にも優しいのかどうか知りませんが、無駄が省けて手間がかからないとストレスも少ない刃型裁断でした。