2010年3月2日火曜日

なんかまた新しいケース

なんかまた新しいケース作ってます。
いったいGF-1ケースはどうなったんだ?と言われてますが、今日やっと全部サンプル写真を撮りましたので、ホントすみませんけど、本当にもうすぐです。



今回から、三次元で設計しております。
フラットベッドスキャナで前面、背面、底面を読み込んで、二次元CADでトレース。そのデータをライノ(三次元CAD/モデラー)で読み込んで、三次元に組み立てて、サーフェイス貼りして、革の厚み分オフセット。それを二次元に展開して、という方法です。こうやって書いてみると非常に面倒な方法みたいですが、実際まだそういう設計に慣れていないので、非常に面倒でした。きっと慣れたら、楽になると思います。

実はもっと楽にやる方法があるにはあるんです。この世の中には、金さえ出せばいくらでも楽をすることが出来るソルーションがあります。MicroScribe G2X を買って三次元デジタイジング。三次元測定器にしてはそれほど高くなくて、日本で買っても70万円+ぐらい。その分、精度は0.23mm+-と測定器という割に粗いですがウチで革ケース作るぐらいなら充分です。ライノに直接読ませられるので、慣れれば非常に効率的に設計ができると思います。
日本の代理店と話はして、前向きに検討をしているのですが、実はまだ私、今年の納税額が今ひとつハッキリしていないのです。確定申告もまだ。今年の納税額はほぼわかりますけど、予定納税と事業税が果たしてどれぐらいになるのか。それがハッキリしてからMicroScribeを買うかどうか、考えることにします。

所得税と市県民税、事業税、予定納税、健康保険、年金、介護保険、消費税のすべてを払ったら去年の年収を超えてしまう可能性があります。もしかして借金をして税金を払わないと行けないかもしれません。ちょっと稼ぐと年収以上の税金や社会負担をさせられるんですから、考えてみると非常に不思議な税制だね。





底部分の刃型は本日速攻で曲げました。ものの10分です。

そういう小理屈はもういいから、そのカメラは何だ?と思われた方、すみませんけど、まだ言えません。
貼り革の採寸も終わりました。また出来上がりましたら、アナウンスをいたします。