朝5時49分出発。冬だとこんな時間は暗くてわびしくなってしまうのですが、夏場は6時なら充分明るいですから、早起きもそんなに気になりません。
逆光でよくわからない写真ですが、MAIIIクリッカーと縫製機を軽自動車の荷台に転がして運ぶ図です。
毎度お馴染みの名古屋南インター。伊勢湾岸道→伊勢道→名阪国道→西名阪道→ 阪神高速と走って9時半頃、湊川。
みなさん、ETCのバーに接触したことはありますか?私は本日ETC機器の配線が悪くて、ETCのバーが開かず天理ICと香芝ICで2回直撃しました。関所破りをやった気分です。香芝の道路公団で強行突破した2回分を払ってきましたけど。
神妙な顔つきで、機械の動きを見る田中ミシンの社長。
いつも私を直接担当してくださる、田中ミシンの専務さん。
私はこの縫製機の針の外し方さえわかりませんので、針の外し方も教えてもらいます。
田中ミシンさんもこんな手動縫製機は初めて見たそうです。これに合う針はウチ(=田中ミシン)にも無いんじゃないかなあ、なんて言ってます。
無いんじゃないかなあ、なんて言う割には、全く同じサイズの針がすんなり出てきました。
ついでにAWLも同じサイズのものが出てきました。さすが田中ミシン。
グロッツ・ベッケルトという、こちらもドイツのメーカー。どちらも10本組。当分針とAWLには困らないと思います。
特殊なものだから相当高いのではないかと覚悟しましたが、 案外安かったです。友達価格だからだと思いますが。
田中ミシンの専務さんも、この縫製機のメカメカしさを相当気に入ったようで、しきりに
「せっかく神戸まで来たんだから、この縫製機を置いていけ」
と熱心に私を説得し始めますが、
「私はこの縫製機が滅茶苦茶気に入っているんです。それだけは何とか勘弁してください。おねがいします、おねがいします」
と必死で断り、「もう一台探してきます」というアテもない約束をしてきてしまいました。
田中ミシンさんの店頭でのラフレンボイル縫製機。この勇姿。
ついでに、不明だった下糸ボビンの外し方も専務さんに教えてもらい、 やっとこの縫製機の使い方がわかったのでした。田中ミシンさんも、初めて見る機械という割には何でも知ってますね。さすがプロです。専務が仰るにはペデルセンというデンマーク製の出し縫い機とほぼ同じ構造だそうです。
ちなみに下糸のボビンは一応専用の道具があるらしいですが、ただ引っ張れば外れます。
つまり私はこの縫製機のことは何も知らなかったというお粗末な話でした。
今、田中ミシンさんのYoutubeチャンネルをチェックしましたところ、すでに今日撮った動画がUPされていました。ここに直で貼ってしまいましょう。
ちなみにクランクを回しているのは私です。