朝、仕事前に切削機をセットして、樹脂板で凸型を切削しました。
これぐらいのものを削り出すのにも結構時間がかかります。途中でエンドミル(切削刃)を交換して3時間ぐらいではないでしょうか。基本的に放っておけば勝手に削ってくれますので、時間がかかろうがあまり気にはならないです。一回切削してしまえば、何千個でも絞れますし。
革を絞り出して、ダークタンで染めました。
どうよこれ?革ってのはここまで絞れるんですねえ。見えている部分は一枚物の革をプレス成形したわけです。実際、私もこんなに絞れるものだとは思いませんでした。
E-P1を嵌めてみます。ピッタリです。
初めて作ったモノにしては、良くできていると思います。
裏は液晶が隠れないぐらいまで填ります。
木目調のインテリアのお部屋に置いたら、なかなか味わい深いと思います。
それよりも販売点に置いてE-P1/E-P2のディスプレイ台として使った方が良いかも。
今日の失敗はここ、矢印の部分です。
このディスプレイスタンド専用で刃型を作ったのですが、製品に厚みがあるので、刃型の高さ:19mmでは足りません。上の写真にある桟の部分が押し切りするときに製品に当たって、筋が付いてしまうわけです。回避するには背の高い刃型を使うしかありません。とりあえず23.6mm高の刃型を発注しました。
刃型を外注したので、完全内製・試作開発費0円はなりませんでした。現在この状態で、試作費3000円ぐらいです。