この鬱陶しさを解消するために、もうこの際だから作ってやろうということで、ライノでモデリングしてみました。モデリングといっても木のおもちゃレベルです。
こういうものが売っているなら買ったほうが早いのですが、存在しないので作るしか方法は無いです。
巻物ですので、使い始めは巻が太く、使い終わる頃には巻が細いので、その両方の直径を心棒にかかるように合わせて台を設計します。
実に大したことはなく、日本語で何というのかわかりませんがTangent(接円というのでしょうか?)を使って心棒とシリコン台紙の巻が合うように円を描くだけで断面図が出来上がります。
2本の心棒にかかっている大きな円が台紙の巻が太い時の直径、小さい方の円が巻が細い時の直径です。
まぁ、せっかくですから、記録として動画。Googleさん、いつも無駄なリソースを使ってすみません。
でもさ、Youtube見ていると、しょっちゅう「Chromeブラウザをインストールしましょう」という広告が入るのですが、まさに今現在Chromeブラウザを使ってYoutubeを見ているんですけどね。これ、できれば何とかして欲しいです。
そして断面図を使用する木材の厚み分だけ引っぱり、巻物の厚さ+余裕分だけ引っぱると、いとも簡単に3次元データになります。線と円だけでできているモデルは、全然難しいものではないです。
完成予想図。一応、底部と側面は頑丈にするため入れ子にしております。
あとはパーツをばらして、5mm暑ほどのMDFをレーザーでカットして組み合わせます。
塗装もしていないので外観が綺麗ではありませんが、別に売るわけではないので、とりあえずこれでOK。
下の2本の心棒は固定ではなく回転しますので、台紙を引っ張りだす時に引っかからずスムーズに出せます。心棒はホームセンターで買ってきた木の丸棒ですよ。
底部と側面が入れ子で組んであるので、かなり丈夫です。
何というか、とても便利になりました。うーん、至極簡単なことをしただけですが、この胸いっぱいの満足感はもう言葉にはできません。当店スタッフにも大変好評です。
ぜひ実際の作業風景をご覧ください。
一つストレスが減りました。