2013年5月22日水曜日

原子炉の関税

本日、輸入通関と荷物の引き取りに行ってきました。
通関の審査の間、暇なので、税関においてある「実行関税率表(タリフ)」を眺めていたのですが、驚くべきものもタリフに載っております。

武器弾薬ぐらいは普通に項目にあります。関税率は6.6%-12.8%。武器を密輸して捕まったら、司法から懲罰を食らうだけでなく、税関からも関税を取られるのかもしれません。悪質な税逃れという判断をされ、追徴金まで取られてもおかしくないでしょう。財務省だったらそれぐらい普通にやるんじゃないかなと思います。普通に考えて、司法の裁きを受けたら、それでおしまいということは無いような気がします。正直私にはわかりません。

かと言って、「武器を密輸したので、関税と消費税だけは一応払いに来ました。テヘっ」というウッカリさんというか間抜けな密輸業者が存在するわけがないですけどね。


さらに原子炉、、、まであるのですか、、、。


税番は 8401.10 000、輸入関税は無税だそうです。消費税は現状5%は払わないといけませんけど。

核燃料要素(カートリッジ式で未使用のものに限る。)というものの項目まできちんと用意されております。使用済み核燃料という項目はさすがに用意されていないようです。それが輸入されることはどうやら無いという想定なのでしょう。

全く縁のない世界ですが、原子炉の項目まで用意されているのですね。日本の役所は実に抜かりがないです。

実行関税率表は税関のWEBサイトでも見られます。こちらのページhttp://www.customs.go.jp/tariff/2012_4/data/i201204j_84.htm)にある表の一番上にたしかに載っております。

世の中は実に広いものだな、とまた感心してしまいました。