Pentax MX-1のスナップケース試作に手をつけてみます。
試作11号です。
カメラが直線を基本とした形状ですので、それほど試作に手間がかかりません。
今回はがんばってプチグリップもつけてみたいと思います。
データはこんな感じです。直線を基本とした形状ですので、曲がり部分もピシッとまっすぐ。線を引っ張るのも楽です。
午後からは刃型を曲げて参ります。
このブログの読者様には毎度お馴染みとなりました刃の曲げです。刃型(打ち抜き型)を作ります。
型紙に沿って刃を曲げていきます。凹凸の駒に刃を挟んで、足踏みベンディングマシンで曲げていきます。仕組みは単純なのですが、きちんと型紙通りに曲げようとすると、これが難しいのですよ。私は見よう見まねでやっている素人ですので、難しいものは曲げられませんが、これぐらいなら何とか出来るかな、という程度です。難しいものはプロに頼みます。自分で時間をかけて精度の悪いものを作るよりも、プロに頼んだ方があきらかに安上がりなのです。
この刃型さえきちんと出来てしまえば、今回の商品も、すべて当店の内製ですべて賄えます。
プロが作ったものと比べるとたいそう見劣りがしますが、とりあえず刃型ができあがりました。
設計寸法と多少違いますので、設計寸法の方を実際の刃型の寸法に摺り合わせていきます。
とりあえずプチグリップの簡単な3次元(ほんとうに簡単に)描いてみました。
明日にでも切削してみます。