まず何はともあれ、線を引きます。
スマホのカメラを使う時にフィンガーストラップぐらいになる程度の長さで考えてみます。
いきなりですが、まあこんな感じです。テープ接着ですので、ぶん回したりすると強度が心配ですが、普通に使う分には問題なさそうです。
自分のスマホにつけて、1日経った時点での接着力は頑強そのもの。無理して引っ張ると裏蓋が外れそうになるぐらいです。まあそれはそれで問題があるような気もしますが。
ポケットやベルトケースから引っ張り出すときには、これぐらいの長さがよろしいかと思います。
指2本にかければ、スマホをホールドして画面をいじる時もちょうど良い感じで、不意の時も落とす心配がなく、安心感があります。
今時のスマホは薄いですから、革も薄いものを使わないと邪魔になります。表革は薄いものを使うとして、裏革はどうしようかな。要らないかも。
形状はこれでとりあえずOKですので、せっかくですから今から刃型を作ってみます。
それでまぁ、刃型を作ったわけです。
左からスマホに貼り付けるパーツをカットするための刃型。真ん中はストラップ部分の本裁ち用刃型。そして、忘れてはいけないのが一番右の荒裁ち用刃型。裏革を貼り合わせますので、これが必須ですね。荒裁ちぐらい手でカットしても良いのですけど、それは仕事師としてはあまり格好良くないですから、荒裁ち刃型を作って、美しく仕事をしたいわけです。
ストラップの表革と裏革スエードを貼り合わせて本裁ちして、縫製。赤い糸の方が目立って良かったかも。
パーツを縫い付けました。
裏はテープになっております。
これが貼り付けた状態。真ん中に貼り付けるとちょっと邪魔になるので、私はちょっと寄せて貼りました。
左:ブラックシュリンク+イエローステッチ
右:メタリックブラック+レッドステッチ
これは良いかも。
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