狭い部分がある刃型ですので、曲げやすいトムソン刃で曲げることにいたします。刃厚は1mm、いつも使っているスエーデン鋼刃は2mm厚ですので、半分の厚みですね。当たり前のことですが、薄い方が曲げやすいです。また同じ硬度の刃でしたら薄い方が良く切れます。しかし薄い刃は剛性が劣りますので、厚物をカットするのには向いておりません。
午前中に何とか5個の刃型を製作しました。
それでは、最終試作です。
実際に補強の金属板を噛ませたところです。あと液晶スクリーン部分にも樹脂板の補強を入れてあります。
カメラケースにおいて、この補強というのは非常に重要です。というのは、革というのは使っているうちにクタってくるので、そのうちに形状を保てなくなります。要するに型崩れをするわけです。
特にスクリーン周りに補強がしていないと、ダラッとしてダラシナイ事この上ないです。まあほとんどのケースは入っていないでしょうけど。
ケースの固定は三脚ネジにしようかと思っているのですが、上の画像のようにグリップのテーパーがついているので、ちょっとやそっとではケースがボディから落ちたりしないのです。ケースのサイズはピッタリでボディに吸い付くぐらいで、しかもケースとボディが密着している面積が広いので、通常使用なら外れる心配はないぐらいです。
ケースの固定は、ご希望なら三脚ネジをつけますぐらいで良いかなと思っております。
関係ないのですけど、うちの作業場は少々暗く、何とかしたいと思っていたところ知り合いが150Wのメタルハライドランプと安定器をくれたので(またもらい物かよ、、、)、早速設置してみました。
150Wでスゲー明るい。大満足。