メインパーツの表はツルっとしています。
裏(内部)は何と成形が違うという驚きの構造。
2枚合わせで、持ち運び前提ですので、薄めの革を使っております。
φ15mmぐらいまで入るようにしてあります。
割と薄いので、この引っかけの部分にも負担はあまりないです。
こちら向きに入れても普通に入ります。
厚み約1.6mm。
さて本日は残りの部分を仕上げていきます。
まあ途中経過というのは当然あるのですが、ちょっと今日は面倒だったので、全部すっ飛ばして、とりあえず試作は出来たわけです。
まあ作ったモノは4つの刃型。精度はそれなりでかまいませんので、素人の私が曲げます。
ペンがショボくて申し訳ございませんが、3本入ります。
仕切りがついているから互いに当たったり擦れたりしないと。
何を作っていても、見せたいところと言うか、是非見ていただきたい箇所ってのがあるわけで、今回はこの部分。
この破綻のない美しいカーブ。平面部分とカーブが継ぎ目無くつながっているというこの部分なのです。
例えば、右のようにモデリングするといかにも角と丸で作りました、という感じなわけです。
何と言いましょうか、今回モデリングした左の方がヌルッとした感じがするのですよ。このヌルッとした感じがオルガニックモデリングという雰囲気満点で、絞ってしまえば結果は似たようなものではないかと思われるかも知れませんが、やっぱり違うんです。
実に魅惑的な湾曲。自分でモデリングをして大満足なのでした。