2014年11月25日火曜日

革のレンズキャップの試作

とりあえず簡単で需要がありそうで、しかも割と安価に出来そうなレンズキャップをちょっと試作してみましょう。


早速モデリングします。


レンズキャップというのは紛失しやすいというのが問題です。
紛失防止のために紐でもつけるようにしておきます。それがこの出っ張り部分。
この部分に穴を開けて紐を通してみたら上手くいくのではないか、というのが今回の工夫です。


この紐をつける部分さえなければ、円柱を2本モデリングをするだけの超簡単な仕事ですが、紐をつける出っ張り部分と円柱を継ぎ目無く自然に摺り合わせるため、またシングルサーフェイスでモデリングをします。

点が制御点ですので、これを大きくしたり小さくしたりすれば、サイズ(径)の変更は簡単にできます。


継ぎ目はありません。


例えば、円柱に別パーツでくっつけると当然継ぎ目が出て、何となくかっこ悪いんです。


シングルサーフェイスでモデリングしたものと比べると違いが一目瞭然ですね。別にこれだとアカンというわけではないのですが、スマートな感じはしない気がします。継ぎ接ぎという感じです。
この2つのパーツを先にモデリングしたように継ぎ目がないようにするのは、今度はそれが至難の業なのです。余計時間がかかって、それでいてシングルサーフェイスのように綺麗にはならない、結局やらない方が良いです。


革の厚み分のクリアランスを取って凹型をモデリング。


凹凸型のモデリングが終わりました。
明日にでも切削してみます。まあ上手くいくかどうか。