2014年11月18日火曜日

立体革成形のシガレットケース販売

先日試作した(記事リンク)シガレットケースが出来上がりましたので、販売を開始いたしました。

立体成型のシガレットケース販売ページ


幅が違う2種類を用意いたしました。


広い方は使い捨てライターが一緒に収納できる幅です。


90sと100sのどちらも収納可能です。つまりキングサイズとスーパーキングサイズのどちらも入れられます。


90sを入れるとき用に嵩上げスポンジを入れておきますので、高さを合わせてご使用ください。
スポンジにはテープがついておりますので、お好みでケースに貼り付けるとよろしいかと思います。貼り付けなくても特に問題無くお使いいただけますので、このあたりはご自由にどうぞ。
スポンジはなくしやすいと思いますので、予備を含めて3個ぐらい入れておきます。

 

素材は樹脂ではなく革です。


細い方はピターッと入ります。


この強引な絞りを是非見ていただきたいです。平面の一枚革をほぼ直角に22mmほど持ち上げて角を出して方形に加工。立体部分に継ぎ目はありません。


収納した状態もなかなか美しいです。


ベルト止めのために、裏にはホック止めのフラップをつけてあります。 40mm幅ほどのベルトまでなら装着可能です。
裏のフラップが不要という方は、ご相談ください。1000円割り引きます。


カラビナをつければどこかに引っかけることも可能です。


ものによってはモバイルバッテリーも入ります。


ELECOM エレコム モバイルバッテリー 2ポート搭載 5200mAh 高出力 2A ブラック DE-M01L-5220BK
これだとちょうど短いUSBケーブルと一緒に収納可能です。


これは見事。ピッタリ収納。


カラーはブラック・ブラウン・グリーンで、すべて手染めです。


立体部分はこのように成形します。
毎度の事ですが、荒裁ちガイド、本裁ちガイド、ステッチガイドを絞り型に仕込んであり、絞ると同時にそれらのラインが革に転写されます。


絞ってしまえばとても簡単に見えますが、皺を入れずに方形に絞るというのはなかなか簡単ではありません。力押しでやっても上手くはいかないでしょう。凸型と凹型を用意すれば簡単に絞りができるという話しはあまり信用しない方が良いです。まあもちろん凹凸型がなければ話になりませんが。

かなり深い革絞り成形で作ったというのがこの商品の売りですが、問題は普通の人が見ても何がすごいのか一見してわからないことです。普通の人どころか革職人でも革絞り加工など知らない人ややったことが無い人も多いので、随分と簡単な製品だなと思われかねないです。これは実に残念ですが、この深絞りの難易度が理解できるという通な貴兄に是非お使いいただきたい一品でございます。


カメラはどうだと申しますと、Panasonic LF1なら入りました(大サイズ)。Canon S200入りました。



RX100ぐらいになるとちょっと無理です。これはまた考えます。

ご購入はこちらのリンクからどうぞ。立体成型のシガレットケース販売ページ