昨日のネタ:ウチの年金生活者(父親70歳)を三次元CADオペにさせる計画、の続き。
とりあえず、朝から10個ぐらいE-P1/E-P2ケースの手縫いをやりながら、私のCAD用PCで親父にRhinocerosのチュートリアルをやらせてみました。二次元のJW CADとはインターフェイスも操作も全く違いますし、説明書は日常生活では聞いたこともないようなカタカナばっかり書いてありますので、説明を読んでもさっぱりトンチンカンなようですが(だいたい私が読んでも未だに良く意味がわからない説明書です)、意味がわかってもわからなくても、1ヶ月我慢してチュートリアルと教材をやってみれば、そのうちわかってくるからやってみろと、無理矢理覚えさせることにします。
三次元CADの4画面ですが、親父はTop Front Right がつまり三面図で、Perspectiveが立体図だという理解をしたようで、慣れているJW CADでTOPを描いてそれを取り込んで、Rhinoで何とかしてPerspectiveを作れば良いんだな、という手前勝手な解釈をしたようですが、あながち間違った解釈でもなく、建物を描くだけのつもりならそのやり方で良いかもしれません。そのうち行き詰まりますが、今は黙っておくことにします。
これなら必要なのはやる気と根気だけだろうと踏んで、私は昼から名古屋の大須にパソコンを見に行きました。
ツクモ、ドスパラと見ましたが、老人向けの適当なPCがありません。わざわざ車で出向いたのですから即納でないと意味がないので、意地でも即納PCを探します。
TwoTopに行ったら、これはピッタリだというのがありました。
Core i-3 540 / メモリ2GB / Windows7 32bitインストール済み / DVDコンボドライブ / HDD 500GB
お値段何と49999円。驚くべき値段です。同じパーツを買ってきて組み上げても、とてもこの値段では出来ないと思います。CPUとマザーボードだけで25000円ぐらいになります。
メモリは4600円で2G追加して、合計4G。32ビットなので認識は2.8Gだけで、差分の1.2Gは一体誰がガメているんだ?という非常に勿体ない話ですが、まあ仕方がありません。モニタはBENQの22インチワイドが、これまた15000円という価格。最近パソコンってすごく安いんだな、と実感します。10年以上前ですが、Dell のPentiumII 333Mhzと19インチモニタで30万円近く払った記憶があります。それが10年後の今では何と
約7万円(税込み)、、、。
PCショップもPC部品メーカーも採算は合っているのでしょうか?時々不思議になります。もちろんハイスペックのマシンは高いですが、カローラ(大衆車)クラスで良いのでしたら、このお値段。
i-3はグラフィックが弱いとか言われておりますけど、Rhinoで絞り木型を削る程度の三次元データをいじるぐらいでしたら、全く何のストレスなく使えます。
ちなみにスタッフ1号のPCがCore 2 duo 7500 + 2Gメモリ、私がメインで使っているPC(Athlon Dual Core 4850e + 4Gメモリ)。私のメインPCが一番遅いです(サーバーを除く)。オレのが一番おせーのかと気づくと、意味もなくちょっと腹が立ちますので、少しクロックアップして2.75Ghzまでオーバークロックしてやりました。ザマー見ろという感じですが、せっかくの省電力CPUが台無しになってしまっていると言う方が妥当かもしれません。
そして写真ではわかりにくいですが、老人用に座椅子仕様。
1ヶ月後に飽きられてうち捨てられているか、バリバリ活用されているか、また追ってレポートいたします。