先日 Kobo Touchの新古品を格安で購入したという投稿をしましたけど(リンク)、正直大して期待していなかったのですね。第一、楽天が出しているものですから、どうせロクなものではないだろうという先入観を持って、どれどれ一ついじってみるか、ぐらいの気持ちで触っていたのですが、
三木谷さん、ごめんなさい。私が間違っておりました。Kobo Touchは感涙ものです。
本を読むというためだけでしたら、これほど良いものはないです。まずスクリーン(E-Ink、液晶ではないです)がとにもかくにも見やすくて、目に優しいです。スクリーンではなく印刷物かと思ったぐらいです。スタッフにKobo Touchを見せたら、「展示用のモックアップをもらってきたのですか?」と言われました。スクリーンに印刷物を貼り付けてある店頭展示用のダミーモデルだと思ったようです。
フォントもWindowsのFontフォルダから気に入ったものを引っ張ってきて、Koboのfontsフォルダに落としてやれば、そのフォントで表示が可能です。私は青キン明朝フォントを拾ってきて、入れてみました。とても見やすいです。
文字の大きさも大きく出来ますし、なんと言っても軽いし、Wifiを切れば電池の持ちは驚異的に長いです。内蔵メモリー2GBですけど、これは一体何冊入るのだろうか、というぐらいたくさん入ります。それでも入らない人は外部メモリー32GBまで入れられますし、内蔵メモリーの換装も保証外で可能。
詳しいカスタマイズは 楽天kobotouch 非公式Wiki をご覧ください。
ただ読書以外のことは何もやれません、と思った方が良いです。
でも、Kobo Touchを使ったらタブレットで文字を読みたいとは思わなくなります。液晶画面はやっぱり疲れるのです。
電子書籍リーダーはKindleがありまして、私はKindleを持っていないので比較できませんけど、現状Koboの方が電子書籍の割引クーポンをばらまいているので安いのです。kobo クーポンで検索するとわんさと出てきます。85%オフ、75%オフから(以上1回のみ適用)、今の時期なら何度でも使える50%オフのクーポンやらがゴロゴロ出てきます。
曇天文庫のシャーロックホームズのKobo版を落としてきて、これを読むだけでもう100%満足状態。シャーロックホームズシリーズは若い頃すべて読んでいるはずですけど、ほとんどすべて内容を忘れているので、「このストーリーは実に面白いな」とか「ホームズ、スゲーな」と毎度毎度感激しています。
まあそんなところで、2480円でKobo Touchを買った私は、今年一番の良い買い物だったと、この年末に思ったのでした。