まず底部パーツにステッチを入れるためのミシン目刃型を作ります。
ミシン目の間隔も一定だと側面のステッチとは目が合わなくなるので、間隔の違う2種類のミシン目刃型を使います。結構面倒な仕事です。
実際にミシン目を打った状態です。
ここからまた型枠を作りますので、実際にカットしてミシン目をつけたものをスキャンしてCADでトレースします。
そして3次元モデリング。
CNCルーターで切削。
切り出した底部パーツを今作った型枠に合わせます。
試作ですのでパーツが汚いのはご容赦ください。
現物からトレースしているので、ピッタリです。
圧をかけると革の表面に筋がつきます。これがガイドラインとなります。
ガイドラインにミシン目の刃型を合わせて圧をかけます。
所定の場所にミシン目がつきました。
このミシン目に合わせて手縫いをしていけば、綺麗なステッチが入ります。
同様に側面パーツの治具を削り出します。
凸になっている筋がミシン目が入るところです。
どうです?この美しさ。ニスまで塗ってありますよ。素材はアマゾンジャラというハードウッドです。本来結構高い素材ですが、隣のデッキ工事会社で余ったものをもらってきているから材料は無料。
実際に革に押しをつけた状態です。
こういう入り組んだところを設計値通りにミシンをかけると言うことは、目測でやるとかなり難しいというか、ちょっと無理。本当にきちんとやろうとしたらこういうガイドラインが必要になります。
治具を作ってしまえば、ガイドラインを信じてミシンを走らせるだけですので、非常に簡単。職人技も何も要りません。手を抜きながら品質が上がってしまうという、実に理想的な状態です。
試作ですのでパーツが汚いのはご容赦ください。
現物からトレースしているので、ピッタリです。
圧をかけると革の表面に筋がつきます。これがガイドラインとなります。
ガイドラインにミシン目の刃型を合わせて圧をかけます。
所定の場所にミシン目がつきました。
このミシン目に合わせて手縫いをしていけば、綺麗なステッチが入ります。
同様に側面パーツの治具を削り出します。
凸になっている筋がミシン目が入るところです。
どうです?この美しさ。ニスまで塗ってありますよ。素材はアマゾンジャラというハードウッドです。本来結構高い素材ですが、隣のデッキ工事会社で余ったものをもらってきているから材料は無料。
実際に革に押しをつけた状態です。
こういう入り組んだところを設計値通りにミシンをかけると言うことは、目測でやるとかなり難しいというか、ちょっと無理。本当にきちんとやろうとしたらこういうガイドラインが必要になります。
治具を作ってしまえば、ガイドラインを信じてミシンを走らせるだけですので、非常に簡単。職人技も何も要りません。手を抜きながら品質が上がってしまうという、実に理想的な状態です。