2016年3月15日火曜日

レザークラフト ワークショップ

名古屋銀行に勤める高校の同級生から連絡があって、名古屋銀行が名駅前の新しいビルにサロンを作るので、そこで周知活動の一環として気軽なセミナーでもやって欲しいという依頼が突然入ってきました。もちろん私だけではなく、色々な方々が様々なセミナーをやるそうです。銀行という硬いイメージではなく、銀行に対して身近なイメージを持ってもらう目的で作ったサロンです。
※何か金融商品を売るための勧誘営業活動の一環ではありません。

銀行というのは、何をどうやっても硬い場所という固定イメージがあります。他人様のお金を扱うのですから、あまり柔らかくてもそれは困るんですけど、今まで通りの鉄板的に硬すぎるイメージだけではなく、気軽な部分もあるということを打ち出してみたい、そういう戦略のようです。その同級生は、高校大学時代と軟派で通し、「銀行マンというイメージからかなり遠いところにいる男」、もうどれぐらい遠いかというとザッと1000kmぐらい遠い、要は「遊び人風の男に無理矢理地味なスーツを着させて、何とか力尽くで銀行マン風に仕立て上げている」そんな感じで、まさに適任だろうということで、そのサロンの仕事を任されたのだと思います。適材適所とはこの事だな。名古屋銀行の人事は実に人を見る目があると感心したのでした。

セミナーって一体何を話すのだろうか?と思ったのですが、こんなことをやって欲しいというのです。



うーん、これはなぁ、、、。田中長徳先生がやれば押すな押すなの超満員になるでしょうけど、私が話したところで誰も来ないのが目に見えてます。普通に考えて一体誰が俺の話なんて聞きたい?という感じです。定員が集まらず名古屋銀行の行員さんや私の身内がサクラで参加して何とか体裁を繕うぐらいのことが関の山で、惨憺たる結果になるのは予想に難くありません。「まあ、一回目はこんなもんですよ」とか慰められて立つ瀬なし、惨敗の敗将姿、そんな姿がありありと目に浮かびます。

こんなつまらなそうなセミナーはやめたほうが良いです。ちょっと材料費を追加してもらって、レザークラフトのワークショップぐらいにした方が絶対にお客さんは集まります、と力説して、サンプルを持っていってもらって検討してもらった結果、それが通りました。


それがこれ。会場もそんなに広いわけでもないし、予算も制限があるので、とりあえず10人で行きましょう。問題は刃物を使ってはいけないという条件があり、糸を通す縫い穴も私が開けていくというものです。面倒ですが、それは仕方がありません。

それでも10人集まるかなぁ、なんて思いながら準備していたところ、先ほど電話があり、レザークラフトワークショップは大人気で10人定員は即完売(無料ですけど)なので、15人でもいけそうですか?という打診がありました。OoooooooOKですとも!



まあ金を払ってまでとなるとちょっと二の足踏みますけど、材料費参加費は名古屋銀行持ちで、割と格好いい革絞りのペンケースを作って持ち帰られるなら、迷わず即参加でしょう。

ほとんど縫うだけの状態の材料を用意して持っていくのですが、15人もいれば2人は作っている途中に壊してしまったとか、不測の事態も想定して、出来なかった人には完成品をお土産にして持たせるぐらいでないと不満が出るでしょうから、全部で20個ぐらい用意して行くことにします。

好評なら全3回ぐらいやるそうですので、次回があるようでしたら、あらかじめここでもアナウンスしますので、名古屋近郊にお住まいで希望される方はぜひご参加ください。これはマルチの勧誘ではなく、名古屋銀行がイメージアップに開くサロンですので、別にここで何かを売りつけられたりしませんし、強引な営業もありません。ただ色々な事情で1回のみで打ちきりという可能性もありますので、その時はご容赦ください。