2016年3月23日水曜日
スニーカーのおばさん [店主配偶者]
20年バリに住んでいた間、ほとんど『靴』を履いたことがなかった。仕事でも『サンダル』でたまにパンプスを履くことがあるけれど大概の場合、素足にサンダル。プライベートではなおのこと『靴』なんて履かない。しかし、冬がある日本で1年中サンダルと言う訳にはいかず、冬には冬の『靴』がいるのだ。しばらく日本に住んでいなかったので、どんな格好をしたらいいのかちょっと戸惑いながら過ごしているが、昔から『スニーカー』があまり好きではない私は、実は私の人生のなかでほとんど買ったことがない。
20年ほど前に一足購入したことがあったが、なぜか似合わない。主人とアジアを旅行した際にちょっと履いたことがあるが、それ以来購入したことも履いたこともない。
日本に戻る決心をした際に決めたことは、どうでもいいことなんだけど『スニーカー(私の中でコンバースは別で、スニーカーという分別はスポーツシューズタイプのあれです)』は履かないと言うこと。若い時に似合わなかったが年齢を重ねることで似合ってくる物もあるが私の中で『スニーカー』だけはどうもしっくりこない。自分の『スニーカーを履いたおばさん』姿が想像しがたい。
どんな格好をしていても全く無頓着な主人と一緒ですからいいのだけれど、しかしなんというかまあ、『いくつになっても素敵な奥さん』で主人とお出かけしたいと思っている。
そう言えば、バリで旅行会社に勤めていた時の上司の田中さんは、主人と同類項のまったく無頓着な人物だったなあ。
仕事がらよくパーティに一緒に出かけることがあったのだけれど、仕事終了後会社でドレスに着替えて一緒に車で会社を出てパーティ会場に到着。ちょいとカクテルを飲んでる時、『あれ?いつの間に着替えたの??確か昼間は違う服着てたよね??』
それはないでしょ!あなた、、、まあ田中さんが上か主人が上かなんとも言えませんがね。
先日、富山の友人のところに高速バスで行ってきた。昨年の4月初旬に主人と二人で20年ぶりにに富山の友人のところに行ったのだけれど、途中休憩したひるがのではまだ雪が残っていたが、先日は雪が降っていた、、、。昨年の1月は名古屋も大雪で雪国に迷い込んだのかと錯覚した方もいらっしゃるかと思いますが、やはりひるがの、五箇山あたりは錯覚ではなく芯から雪国なんだなあ。錯覚ではなく芯からの人生を歩いて行かないといけないと雪を見て改めて感じた。