今日は日曜日ですので、私のやりたい仕事を進めたいと思います。
万年筆用のペン置きを頼まれて一個作ったのですが、下の画像がその写真です。
頼まれたというか、こういうものを作って売ったらどうだ?というアイデアを頂いたものですけどね。
これはこれで悪くないのですが、ちょっと形状に捻りを入れてみようということで、今日はそれをやってみます。
今回は、前回のものに比べて全体的に丸みを帯びた形状にしてみます。
上下が逆ですけど、ペンを置く部分に勾配がついているのがお分かりいただけると思います。
大体1度の勾配です。
何にしろ難しいのは、ライノ(3Dモデリングソフト)上でこれでOKだろうと思っても、実際に作ってみたら、画面で見たのとは随分と印象が違うね、ということがよくあることです。さすがに寸法間違いということはなくなったのですが、経験値ということもあるのでしょうか。結局やっぱり実際に作ってみて、ダメなところがあったら修正するというアナログな方法になります。
モデリングが終わったら即時に切削をします。
たぶんこれは私が考えた工夫と言っても良いかと思いますけど(違ったらゴメンな)、絞り型に2つの線を予めほり込んでおきます。革を成型した時点で、革にガイドラインが転写されますので、ガイドラインにそって縫って、ガイドラインに合わせて刃型を置いてカットするだけで、大した努力もなくきちんと縫製とカットができます。