2013年6月6日木曜日

Lucris MAIIIハンドクリッカー用の裁断板の販売及び再研磨を始めました

Lucris MAIIIハンドクリッカー(リンク)用の裁断板ですが、デフォルトで付属しているのは、300mm x 225mm x 25mm厚 です。長尺の450mm x 225mm x 25mm厚も案外ご要望が多いので、弊社で用意させていただきました。その他のサイズはお問い合わせください。

裁断板大サイズ
450mm x 225mm x 25mm厚
6300円税送料込み

裁断板小サイズ
300mm x 225mm x 25mm厚
4200円税送料込み

販売ページはこちらのリンクをご覧ください。

高い裁断精度を求められる場合(例えば薄い紙や布を打抜きたいなど)、MCナイロン板をお勧めいたします。


通常青いものだと思います。付属の裁断板よりもかなり硬いです。

MCナイロン板は弊社では販売をしておりませんので、Monotaroなどでご購入可能です(リンク)。価格は通常の裁断板に比べて高いです(300mm x 300mm x 25mmで14000円ほど)が、表面は荒れにくいです。私が使用した感じでは通常の裁断板の2倍ほどは持ちます。再研磨も薄く削れば綺麗になりますので、初期投資は高いですが、長い目で見れば経費は同じぐらいかと思います。

裁断板が硬ければ、刃型に与える負担が増えますが、MAIIIは手動で、刃型と抜く素材に合わせて、自分が力を調整してカットしますので、私の使用感では刃型の耐久性に特に(というか全く)違いは見られません。油圧クリッカーで使用の場合は、かなり負担がかかります。

裁断板の再研磨に関しまして

MAIIIは手動ですので、油圧クリッカーに比べて刃型が裁断板に食い込む度合いが小さく、再研磨はそうそう必要ありません。ポンチを手打ちするよりも裁断板への負担は少ないです。使用頻度にもよりますが、よく使っても1年ぐらいは普通に持ちます。


当店の使用例ですが、これぐらいの表面の荒れでしたら、特に問題なく使用しております。主に革の打ち抜きです。
ただ打ち抜く素材と、要求される精度によって違ってきます。例えば薄い紙をカットするという場合は、再研磨したほうが良いぐらいの状態です。

裁断板の表面が荒れてきて、裁断精度が悪くなってきた場合は、再研磨(表面を薄く削り平面出し)することで再生可能です。弊社で再研磨可能です。


往復一週間ほどのお時間がかかります。表面を薄く削るので、表面の荒れ具合にもよりますが、両面削ると1mmほど薄くなります(片面0.5mm x 2)。


何度も再研磨して薄くなってしまった場合は、裁断板と同じ大きさで5mm厚ほどのシナベニヤを用意して裁断板の裏が綺麗な状態なら両面テープでところどころ貼り付け、裏が荒れている状態ならセメダインSuperXやボンドSU等で四隅と真ん中ぐらいにちょっとつけて接着し、上の画像のように厚みを増やしてご使用いただければ末永くご使用いただけます。両面テープで貼り付ける時は、ところどころ貼り付けてください。全面に貼り付けると、剥がすのに非常に苦労します。SuperX等も接着力が強力ですので同じく点付けのような感じで、ちょっとつけておけば十分です。


裁断板大サイズ 表面再研磨(両面)
2000円税+返送料込み

裁断板小サイズ 表面再研磨(両面)
1500円税+返送料込み

価格は返送料込みですが、弊社への送料はご負担ください。裁断板小サイズでしたら郵便局のレターパック500(500円)で可能です。

お申込みはこちらのリンクをご覧ください。