2014年6月21日土曜日

からくり茶運び人形の試作 その3

からくり茶運び人形の試作 その2 の続きです。



前回と比べて大して進んでいないように見えますが、それは頭やら手やらの部品がついていないからです。後はゼンマイとバネ類を組み込めば機械部分はだいたい終わりという段階に来ております。



結構あちこち自分に都合良く、つまりレーザーカットで作りやすいように設計を変更しております。


この逆転防止のクラッチ部分が組み上がるまで、一体どういう仕組みなのか意味がわかりませんでした。作ってみてやっとわかった、というところです。

逆転防止の歯車、すなわち小さい歯車は軸に接着されていて、大きな歯車は心棒に接着されておらずフリーの状態ですので、空回りします。時計回りに回るときには大きな歯車(動力を伝える歯車)が回ることがなく、反時計回りに回るときには、クラッチが引っかかって、大きな歯車も回転します。空回りがなぜ必要かというと、それはゼンマイを巻くときです。


ゼンマイの組み込み。しかしだいぶ設計を変更しているので、ここで一度、部品をカットし直して再度組み上げてみます。