2014年6月21日土曜日

CDを送ってもらった

これだけグローバルな世界になっていても、なかなか海の向こうのものが日本だと手に入らない場合があるのです。例えば日本では誰も知らないようなマイナーな歌手のCDとか、これが入手に苦労するのです。HMVでもAmazonでもないので、仕方がないので、向こうの人に送ってもらいました。
事情は向こうも同じで、桑田佳祐のYinYangというアルバムが手に入らないから送って欲しいということでCD交換会となったわけで、今日届きました。


台湾からEMSで3日です。国内並のスピードです。


CDの他にも何か入っているぞ。


何だろう、この石で出来たキノコは?下痢の時に栓をしたりするのでしょうか?そんなわけないですよね。聞いてみたところ、マッサージをするものだそうです。細い方でツボを押したり、キノコの傘の方で顔をグリグリしたり、簡単なものですが、なかなか心地よいです。ケツに入れて下痢を無理矢理止めるようなハードコアなアイテムではありません。それを期待されても俺はやらないぞ、本当にやらないぞ?


3合1コーヒー(コーヒー・砂糖・粉ミルクが一緒に入っているもの)が入っていました。
向こうのものはだいたい日本人にはちょっと甘過ぎですが、私はなかなか好きなのです。どうして私が3合1コーヒーが好きだと言うことがわかったのでしょうか。そんなことを話した覚えはないのに不思議ですね。
一般的に言ってがさつな台湾娘にしてはなかなか気が利いています。


この陳雷のCDが日本では手に入らないのです。Youtubeでいくらでも見られますけど、やっぱりCDが欲しいのです。

慶團圓


台語(福建語)です。なかなか出来が良いです。
福建語など誰が聞くのか?と思われるでしょうけど、福建語は台湾だけではなく、東南アジア(シンガポール・マレーシア)で話者が多いのですよ。広東語よりも通じる範囲が広いです。標準中国語の次は福建語を習うと役に立ちます。まあ私は習いませんけど。

陳雷の何がいいかというと、このとてつもなくダサい服装ですよ。世の中にはかっこいいものがあふれていて、今更かっこいいものを見せられてもまあいいやという感じなんです。
この強烈なインパクトを放つ独特のセンス。それでいてこの声の良さと歌のうまさ。なかなか見ないですよ。

しかもだ、この歌手:陳雷は売れてないときはお母さんの仕事(蜆取り)、弟さんの仕事(エアコンのダクト工事)を手伝って食いつないでいるそうです。私がネタで言っているのではなく、ここに(リンク)そう書いてある。大概すごい人だと思います。

実は私は以前、15年ぐらい前かなあ、ファンレターを書いたことがあります。ちゃんと返事ももらえました。これは家宝にしますと思っていながら、どこかになくしてしまいました。なんという薄情なものです。

ご託は良いから歌の内容は何なのだと私に聞くのか?
歌の内容って言われたら、そりゃーあのよぉ、田舎の純朴な兄ちゃんが就職で都会に出て行くときに、可愛い恋人と別れるんだよ、成功して故郷に帰ってくるよ、それまでずっと愛しているからな、そんな感じだよ。
まぁ、現実は都会に出て行ったら、飲み屋の女とかに引っかかってスッテンテンどころか借金まで作らされて、そのうちに引っかけられた姉ちゃんに逃げられて、風俗の呼び込みでもやっているっていう結果を想像してしまうんだけどさ。それは大人のひねくれた考えかな。


猴賽雷 陳雷初の国語(標準中国語)CDです。


感恩的歌聲 台語(福建語)です。
私の知り合いで幸山さんという人がいるのですが、実によく似ています。幸山さんって言っても、まあ誰も知らないでしょうけど。


1枚1200円ぐらいですが、CDだけではなくDVDまで入っているのです。嬉しいなぁ。


早速これで見るのであります。


相手に見せたら受けたようでござる。


うーん、実に良いです。大満足です。
台湾の小姐は可愛いなぁ。でも大概がさつで閉口してしまいますが。

早速青春レザーミシンの池田さんが「これは台湾の大川栄作ではないか?」と随分と気に入っていました(リンク)。

じゃあもう一丁Youtubeで拾ってきたビデオを貼り付けておこうか。

みんなもビデオに出てくる若い男女のようにほのぼのとした思い出があるんじゃ無いでしょうか。

何だって?中国語がわからないだと?それじゃあひとつここで私が超簡単に読む方法を教えてあげましょう。
「~的」ってよく出てくると思いますが、それは日本語でいう「~の」の意味。これさえわかれば一気にだいぶわかります。上の歌は「一生的最愛」ですが、つまり「一生の最愛」、日本語らしくすると一生で一番好きだ、と。日本人ならこれで後は字面見ればだいたいわかるだろ?

まあ今日はこの辺で勘弁しておいてやるか。