2014年6月10日火曜日

天文カメラのシャッター幕

先日、ソニー α7/α7R WORLDという日本カメラ社ムックにちょっと書いたのですが、本当に希ですが天文カメラのシャッター幕とか、話しが来たりします。私に天文カメラのことを聞かれてもさっぱりわかりませんけど、そういうところはだいたい気が利いていて、図面を送ってきます。
つまりはこれだけの量を図面通りカットして納品してくれという話しです。


天文カメラの市場が一体どれぐらいなのか、私にはさっぱりわかりませんが、カメラよりは桁数が2つか3つ違うと思います。それでも一定量の需要は必ずあるようです。

ウチみたいにシャッター幕を扱っていて、「図面送ってもらえればウチで必要分だけレーザーカットしますよ?」となれば、材料をウチで買って他のところに持っていってカットしてもらうよりも断然手間がかかりませんので、まあ結局ウチに頼みますよね。


こういうカット済みのシャッター幕というのも、一度に全部使うのでしたらストックのことは考えなくても良いのですが、ちょこちょこと使うのでしたら、ストックがなかなか大変なのです。無造作にストックしておくと、幕が波打ったり、折れたり筋がついたり、となかなか面倒です。


そこで、ウチはカットして納品するだけではなく、更に一歩気が利いているのですねぇ。
カットした幕にピッタリの専用ストッカーに入れて納品してしまいます。


これならしばらくストックしておくのも頭を悩ます必要はありません。

10枚20枚程度ならやりませんけど、結構な量になれば別にお願いされなくても気を利かせて作ってしまいます。まあベニヤをレーザーカットするだけの話しなので、そんなに手間がかかるものでもないのですけどね。

ここまで気を利かせてサービスしておけば、次回も恐らくウチに話が回ってくると思います。

どうです?持つべきものは便利な道具、という良い例ですね。