2014年6月23日月曜日

からくり茶運び人形の試作 その4 試走編

からくり茶運び人形の試作 その3 の続きです。

ゼンマイを仕込んで試走です。



まあ私も皆さんもご想像されるような結果です。
うーん、まだ先は長いような。


速度制御のパーツにおもりを入れて調整するようです。


そこでだ、おもりを入れるよりもここに上手いこと押しばねを入れて、ネジでバネの強さを調整できるようにして、簡単に調整できるように設計してみることにいたします。


あと、主軸がφ12mmで、これでももちろん充分持つのですが、ゼンマイ巻きで無理をすると割れるのでφ15mmに設計変更します。


速度調整ですが、よく考えたらこんな複雑な機構はメンテ性が非常に悪いし、調整が難しいので、思い切ってこれも設計変更してしまいましょう。見るからにすぐに壊れそうですよね。
この突起がついているギア:行司輪は廃止してしまいます。代わりに歯車をつけて何とかしましょう。
機械というのは、単純で簡素な方が壊れにくく、壊れても修理がしやすい、という明快な道理がありますので、それに従います。