2010年9月13日月曜日

スタッフ辞職、そして新しいスタッフ

去年からスタッフの入れ替わりが激しいのですが、色々な理由があって、入ってきたり辞めていったりです。
7月から来ていたスタッフが、だいぶ仕事に慣れたなという3ヵ月目にして、先週辞職。どうもウチの雰囲気というか仕事内容というか、合わなかったようです。仕事を覚えるのはとても早く、機転も利いた人だったのですが、合わないのは仕方がないです。無理して続けられるものではありません。

正直、ウチの仕事はあまり面白いものではないと思います。革製品が好きだとか、何か作る事が好きだとか、単調な仕事が向いているという事でもない限り、なかなか続けるのは難しいと思います。
みんながみんな続かないというわけでもなく、今残っているスタッフは4年続いております。ウチで4年もよく頑張ったなと、私さえ驚きます。

そして、先週からまた新しいスタッフが入りました。
ウチの場合、だいたい仕事に慣れるのにフルタイムで働いて3ヵ月かかります。単純で単調な仕事という割には、覚えることはやたらとあります。ミシン縫いまで覚えてもらおうとなると1年はかかるのではないかという長丁場です。ミシンぐらい一週間も踏んでいればそれなりに縫えると思いますが、なかなかカメラケースの縫製となると、ウチの場合少々設計に癖がありますので、一通りわかってからでないと難しいです。とりあえず縫ってみましたという程度の汚ねえステッチで良いっていうなら何でも縫わせますけど、ウチはステッチ命というぐらい私自身が狂人のようにうるさいですから、なかなか難しいです。

何だかまた双六で振り出しに戻ったような気分ですが、こればかりは仕方がありません。これも修行の一つというわけで。