ミニ スワン型スピーカーを作る企画の続きです。
入れ子に設計したカットラインです。これをレーザーでカットしてきます。
カットしたら結構な量になりました。
3次元の図形を見ながら、組み立てていきます。
正しいパーツを正しい位置に順番通り組み立てていけば失敗することはありません。
これは複雑ですね。これを入れ子にしないできちんと作れるか、というと私は少々自信がありません。
とりあえずこの状態で、iPhoneで音を流してホーン効果が果たしてあるかどうか試してみます。
驚いたことに、ホーン効果があります。ただボワンボワンしただらしない音がします。これはまだきちんと接着が落ち着いていないからだと思いますが、吸音材も多少入れないといけない気がします。
とりあえずどれぐらいのホーン効果があるのか、実際にiphoneを置いて試してみました。
この素晴らしい二胡の演奏は http://youtu.be/l8aCSJQYltg から勝手にお借りしました。すみません、すみません、すみません。
結構ホーン効果が出ていますね。
接着剤が完全に乾いて落ち着いたらもっと音が良くなると思います。
さて次はスワンの頭の設計。
いくら何でもオリジナルの四角の箱ではかっこ悪すぎなので、ここは思い切って円筒にしようかと思ったけど、首との継ぎ目が難しいので、六角形で行こうかな。でも六角形のスワンを作っている業者もいるのですから、ここは七角形で行こうず。
まあ七角形になったのです。
ただ問題は隙間が出るわけです。
この隙間を解決する驚くべき方法を提案します。それは「木工パテで埋める」。これで充分です。
そして組み上がりました。
悪くないねえ。表面は革を貼ってやればとても見栄えが良くなります、、、きっと。
この状態で頭の隙間を木工パテで埋めて、iPhoneを先ほどのように無理矢理つないで鳴らしてみたところ、スワンの頭部分が大きすぎてチャンバーに音がたまってしまうことが発覚。頭を外して首の部分にiPhoneをつなぐと、先ほどよりも高いホーン効果が得られるので、どうもチャンバーの大きさが問題のようです。つまり頭のサイズをもっと小さくしてやる必要があります。