くず鉄の無料回収

ウチは金属はあまり使わないのですが、それでもくず鉄というのがそのうちにだんだんたまってくるのです。金属は重いので、なかなか片付けるのが面倒で、屋内に置いておくのも邪魔で、外に放り出しておいて、そのうちに見苦しい状態になり、人が見るとだらしない会社だな、という印象を与えてしまうというなかなか面倒なものです。

こんなチラシが入っていたので、ここは一つ頼んでみるかと思って呼んでみました。
しかしこういう廃品回収は竿竹屋と同じで怪しいものが多いのです。タダと言っておきながら、トラックに積んだら金を請求するとか、なかなかあくどい商売をしているのがいるという噂も聞きます。
しかもこのチラシ、住所が書いてないし、電話番号も携帯のみで、しかも会社でもなさそうで、怪しさ満点です。
まあいいや、やくざが来るわけでもないだろうし、男手もいるし、多少もめ事が起こっても何とかなるだろう、ということで呼んでみました。

結果、綺麗に金属くずを綺麗に持っていってくれて、言われなき金も請求されませんでした。
チラシは怪しさ満点だけど、やることは言ったとおりのことをきちんとやってくれました。

ご覧の通り、ウチのテリトリーは綺麗さっぱりになったのでした。散らかっているゴミは後ほど掃除しておきます。後は隣の会社のパレットだな。このパレットも先日このブログにタダで持って行ってくれと書いたら、一度ものを見たいという電話がありました。こんなブログで書いても反応があるものなのだな、とちょっと感心したのでした。

そういう割と良心的な怪しい業者がいる中で、財団法人愛知県社会保険協会という随分と立派な組織から、悪意に充ち満ちていると思われるお手紙も届きます。

なんかもっともらしいことが書いてあります。

結局、任意らしいですがお金が欲しいらしいですわ。

2400円だとよ。

何だ、この組織？どう見ても世間に不必要な天下り団体っぽい臭いがプンプンするんですけど。

どうせ、理事長が数年で入れ替わってそのたびに数千万円の退職金をふんだくっていくという、そういう組織だろ？そうに決まっているよ。

なんでそんな連中の法外な退職金のために、この一般庶民の俺様が金を払わなければならないの？よくそんなことを恥ずかしげもなく頼めるなぁ。その厚顔無恥さだけはホントに頭が下がるよ。

何でもいいけど、ふざけるなと言いたい。お金が欲しければ人にたかることを考える前に働きなさい。そして法外な退職金を払っていないというのなら、出納の明細をつけなさい。

一応電話して聞いてみたら、任意だから払わなくてもいいっていうことです。だったら払わないよな。きっとみんな払わないから、法外な退職金を払う金が足りなくて、国に助成金をたかるんだろうな、きっと、間違いないよ。それでそういう天下り組織に払う金が足りないから増税しますって、もう大概勘弁してくれというのが私の本音です。

しかもまだ話は終わらないんだよ。もうちょっとだけ聞いてくれよ。
消費税をいとも簡単に気軽に増税するんだけどさ、会計ソフトも消費税に対応したものをいちいち買い直さないといけないんですよ。こんなものにわざわざ35000円を余分に払わないといけないのです。誰のお金で払うんですか？ウチの会社の経費ですよ。ウチみたいな超小規模で35000円ですから、大きな組織になると、これまた大変な出費でしょう。
とにかく私も会社というものをやって初めて知ったのですけど、もう驚くべき種類の税金があります。とにもかくにもややこしくて複雑なのです。もうちょっと何とかならんもんですか、ホント勘弁してください。
英語に KISS = Keep It Simple, Stupid （簡単にしとけよ、バカ）という言葉がありますが、まさにその通りです。