先々週の木曜日にポチった台湾製の3Dプリンター(キット)が、先ほど届きました。
結構重いです。想像したよりも重い。
DHLの野郎はしっかりと現金で税金取っていきました。「今、現金1万円も手持ちはないよ?」と言ったら、「何とかお願いします」と言われて、従業員から金借りて何とか払いました。
現金が必要なら、まずあらかじめ電話しておけよ。
キットだから、組み立てなんだよなぁ。
しかしながら、パソコンショップとかヤマダ電機とかに3Dプリンターが置いてあったりして、メディアで話題になったりしていますけど、こんなもの売れるんですか?というか一体誰が買うのでしょうか?と思います。普通に考えて一般の人はこんなもの買いませんよね。買ったとしても大体データはどうするんでしょうか。ネットに落ちている3Dのデータを拾ってきてプリントするんでしょうか?そんなの数個やったら飽きてしまうと思うのですけどね。
要するに自分で3次元のモデリングが出来ないと、ほとんど意味がないような物体です。そして3次元モデリングって、こう言ってはなんですけど自分が作りたいものを自由自在に描くというのは相当敷居が高いです。3Dポリゴンモデラーはフリーのものや安価で高性能なものが多いですけど、そもそも3Dポリゴンモデラーは寸法の概念が無いとか薄いとかなので、プリント時に結構面倒くさそうです。
皆さんの回りにまともに3次元モデリングが出来る人がいますでしょうか?住む世界によってはまったくいないんじゃないかなと思います。機械業界にいれば、3次元CADは普通でしょうけど、そういう人たちは、あまり3次元プリンターが必要だとは思えません。その人達が身近にあるのはCNCとかマシニングセンターだろうと。
そんなわけで私にとって3Dプリンターというのはかなり不思議な製品です。果たして本当に世間で話題になっているほど売れているものなのだろうか?
さて組み立てるとするか、と部品を見たら、こういう細かいものがパックしてあります。
アカン!こんな細かい部品は私のことだから確実になくしてしまう、その確率なんと100%だ。
早速100円ショップに走って、セパレートボックスを買ってきました。
※ 細かい部品を紛失したくなければ絶対必要ですので、これぐらいのセパレートボックスを3つ買ってくるべし。
これがx3という量だ。組み立ても面倒そうだなぁ、大丈夫だろうか。
結構ややこしいです。舐めてかかると恐らく失敗します。
こんなアルミフレームに方向があるとは思えないんだけど、方向があるって書いてありますので、それに従います。
「朝下和朝外」の「朝ニ下リ和 朝ニ外ル」(あしたにくだりそしてあしたにはずる)という漢文は一体全体何ぞ!?と思われてしまうかと思いますが(思わないか 笑)、朝はモーニングではなく、向かう、という方向の意味で、意味も発音も違います。たまに中国語が(適当に)わかると便利なときがあるね。こんなの英語で充分わかるけど。
要領がまだよくわかってないので、この3つの部品をつけるのに20分もかかりました。
これで良いのかな?なんかちょっと緩いぞ。
やっとフレームが組み上がりました。ここまでやるのに2時間もかかってます。なかなか手強いです。
想像したよりも大きいです。
明日に続く