何でいきなり3Dモデリングに目覚めているのかというと、3Dプリンターを買ったんです。台湾のデザイナーの友達が、ローエンドよりちょっと上の3Dプリンターを買って、「なかなか良いぞ!」というので、同じものを台湾から注文したのです。でも、すぐに来ねえんだよ。よっぽど売れて製造が追いつかないのか、もしくはその逆で、売れないから注文が入ってからボチボチ作っているのか、どっちか知りませんけど、一週間前にポチッたけどまだ発送の連絡も来ない。仕方がないから3Dモデリングでも練習しておくかと、そういうことですね。
ライノという3Dモデリングソフトウェアを、私は普段何に使っているかというと、聞いて驚くな?カメラ貼り革の採寸に使うための2D CADだよ?それって、全然使う目的が違うだろうが!(笑)。でも制御点をいじれて、コマンドを自由に好きなキーに割り付けが出来るような使い勝手の良い2D CADなんてそうそうないんだよ。だからライノを2Dで使うとすごいオペレーションが速くて気分が実に良い。それで16万円も払う価値があるかというと、難しいところだけど、これ以上使いやすいCADは(私が知らないだけだろうけど)見たことがないから、これ以外のものに移行する気には更々おきない、そんなもんです。要するに16万円+バージョンアップ7万円ぐらい払った価値は、私にはあったということですね。7年も毎日のように使っていれば、1年あたりの金額はそれほど気にならなくなります。
そういうわけで、久しぶりにライノ本来の3Dモデリングをやるとするか。
シングルサーフェスでモデリングを練習するのがミソなのです。ポリサーフェスでやったっていつまで経っても上手くならない、というのは過言ですけど、ポリサーフェスでの描き方はYoutubeにいくらでも載ってます。大変参考になるビデオが多いのですが、ビデオになぞってやっているうちに、ポリサーフェスのモデリングは大体どれも、面張って、つなぎ目はBlendSurfaceしてフィレットかけて、という感じで、基本的にやっていることはツギハギなモデリングで、大概どれもこれも似たり寄ったりの事をやってるのだなぁ、と感じてくるわけです。
さてと、今日はまずこれをやるか
http://rhinoman.exblog.jp/20848994/
おまんじゅうに四角い刻印
たぶん、これで良いと思います。もちろんシングルサーフェス。
シングルだから制御点が出てますよ。
ぷっくりスターが描ければ、それほど苦労はしませんでした。
次はこれ行くか。
http://rhinoman.exblog.jp/18615407/
新星
半球でやってしまった。しかもちょっと向きが違うな。後でやり直すとするか。
シングルで描けば、何があろうと制御点が出ます。
そして、これ
http://rhinoman.exblog.jp/25182836/
キンク
これで良いのかな?キンク使わなかったけど、出来ました。
さて今日は一日、シングルサーフェスモデリングの練習をいたします。
http://rhinoman.exblog.jp/18217594/
スプーン
何とか似たようなものが出来上がりましたです。
http://rhinoman.exblog.jp/19781963/
力試し?
これは割と簡単な気がします(これで正解というのなら)。モデリング5分。
ゼブラで見ると、変な折れ線はないようです。
http://rhinoman.exblog.jp/22338829/
一つ星
捻りすぎてますね。
ここまでは難易度なしということですので、割と簡単なわけですね。
しかしその次の難易度高いのが出来ないよ。特異点を90度にキチッと移動出来ません。とりあえず今日は諦め。
ライノのコマンド数は一体どれだけあるのだろう?と調べてみましたところ、800個ぐらいあるそうです。私は100個も知っているかなぁ、という感じですが、その割には制御点を弄るコマンドは少ないんじゃないの?という気がして、またあれこれ調べてみましたところ、下のようなページが見つかりました(私はこの成島様のブログを全部読ませていただきました)。
http://ameblo.jp/evance-dg/entry-12101788914.html
その一段を引用すると
初めJCADから入ってライノに乗り換えた人たちは、このタブーを破って、どしどしとサーフェスの制御点をいじって、面白い結果を出していく訳であるが、これは、ライノの開発チームもおそらくは、想定外だったと思う。