昨日の投稿 続きです。
ほぼピッタリきました。
シルバーグレイも悪くないです。
もうちょっと幅を持たせるとグリップが更に良くなると思いますが、指の太さは人間はまちまちですので、このあたりが難しいところです。
今度は有機形状ではなく、角張った形状もやってみましょう。
でもやっぱり芸がないからこんな形状でやってみましょうか。
おお!外観シャープ。
くねっているようで破綻のないカーブがスパーっと膨らみながら下に伸びてくるところが何とも良いです。
適当な曲線ではなく、確固とした意思があるのが感じられる曲線です。
たかが曲線ごときに適当な事を言いやがって(笑)、と思われるかも知れませんが、このBスプライン曲線の制御点を見よ。
Curvature graphもこの通り破綻なし。曲線というのは実に奥が深いということをライノを使うようになって、私も初めて理解したのでした。適当に曲線を描いても決して美しくはならないのです。
エグリも実に美しいです。
まだまだ形状は詰めていきたいところですが、グリップの感触もなかなか良いです。
これは良いねぇ。あと、レンズマウントのキワまでカバーする必要があるかな?ないような気もするなぁ。
では次はマウント部分まで伸ばさないでグリップ部分だけをプリントしてみます。
うちのスタッフは指が太いのですが、彼に握らせたら、中指が当たるというので、山の形状も多少変えてみました。
個人的な美的感覚によるところが大きいかと思いますが、グリップだけでレンズマウントまで伸ばさない方が良いような気がするなぁ。
しかし今度は中指部分を引っ込めすぎでした。
純正のものよりもサイズが大きめのグリップとなっておりますので、グリップ感覚は良いです。もっと大きくすれば更に良くなると思いますが、これ以上大きくするのはカメラサイズから考えると無理だと思います。
というわけで、再度中指が当たる部分を調整してモデリングしました。
試作というのは作っては調整して、ということを延々と続けるものなのですね。実に根気が要ります。
さてこれをプリントします。
これで完成形ということで良いんじゃないかな。
赤とか作ってみたいですね。赤のフィラメントを買って作ってみます。