それではちょっとステップアップして、レンズフードを試作してみましょう。
ただのレンズフードを作っても別に面白くも何ともないですので、革を貼りつけて装飾をする、そんな感じものです。
上の画像の表面に凹んだ部分、ここに革を貼るわけです。そうすれば表面はツラで揃うし、貼りつけた革の端がめくれてくることもない、そういうもくろみです。自分ながら悪くないアイデアだと思いますよ、旦那(笑)。
3Dプリントをします。
これはまた随分と小汚いものが出来上がったもんだな?と思われるかも知れませんが、慌てるな、ちょっと待て。
小汚い部分はサポート材です。アンダーカット部分はプリントが出来ないので、こういうサポート材を盛りながら実部分をプリントしていくわけです。
サポート材を剥がした状態です。0.1mmの積層ですので、まあ多少それなりに積層が残りますけど、これぐらいならサンドペーパーをかければそれなりに綺麗になります。
まだペーパーがけをしていない状態です。
4040を貼ってみました。
悪いない、実に悪くないです。これは売っても良いんじゃないかな。
38mmのフィルタが合うレンズがこれしかないので、エルマーに付けましたけど、
※回転する鏡胴レンズに角形フードはつけられません。
でも、格好良すぎてちょっと気が遠くなってしまいそう。
レッドリザードを貼ると、こんな感じです。
何でもやり過ぎるのは良くないのですが、この鏡胴にはまる部分の円筒にワンポイント入れたいところです。
まあこんな感じに一段下げて、ここにも革を巻く、そんな感じでやってみたいと思います。