ラフレンボイル縫製機ネタの続き
せっかく縫製機を買ったのですから、余っているヌメ床革を使って、ちょっと縫ってみました。
ゴロゴロしている刃型で使えそうなものがあったので、カットしてハサミの入れ物。
縫製機の構造上、縫い止めの返し縫いが出来ないのが少々痛いです。返し縫いをしたければ、手縫い針を糸につけて手で縫い戻すしか方法がないような気がします。
元々靴底を縫製する目的のミシンですので、薄物を細めの糸で縫うとか苦手です。おそらく6mm厚ぐらいが薄さの限界じゃないでしょうか、どれだけの種類のAwlと針があるのかわかりませんが、1番糸より細い糸だと糸調子が取りにくかったりするような気がします。このあたりはチップマン・ボスと似たような感じです。
正直、ウチだと5番糸より太い糸を使わないんですよね。 だいたい太い糸を使った小物があまり好きじゃないし。モデルガンを買ってきてピストルのホルスターでも作ろうか?
何と言っても、機械を買う方が目的として先ですから、それから何作ろうか、という話になっています。チップマン・ボスに至っては、自分のベルト一本縫っただけです。
まあ現実的に考えられる商品構想といたしましては、キーボードの手前に置くパームレスト。革絞り型から作って縫製。これはラフレンボイルのような出し縫い縫製機は得意な分野です。革絞り型を作るのはそれほど手間も時間がかからないと思いますが、問題はパームレストの中に詰めるもの。市販のものは中にジェルが入っているのですが、あれはどこで手に入れるのか、一斗缶ぐらいで購入可能なのか、そういう事をあれこれ考えると計画を進めるのが面倒臭くなってきた、、、。