本日発注していた刃型が完成し て、NEX5の方も生産準備が整って参りました。
あと2つ刃を自分で曲げて、2つの治具をレーザーで加工すれば生産にかかれます。
何度もこのブログで解説しているのですが、刃型とは刃を曲げたものです。
この刃型は薄刃を使っておりますので、不注意に扱うと指などスパッと切れます。まあ指が落ちるほどのことは無いですが。
NEX3ケースの方は、現在サンプル写真を撮るためのケースを製作しておりまして、こちらはもうすぐご注文受け付け開始できる予定です。
これも読者さんにはお馴染みだと思いますが、ウチでNEX5ケースを作るのに必要な刃型群+革絞り用の木型。あと4つ増えますから、合計11個。これらは他のケースに使い回しは出来ません。完全NEX5用ケース専用。
少しでも良いものを作りたい、とか、凝ったことをやってみたい、とか思うと、これらの刃型や治具が確実に増えてきますが、もう11個とかになると「凝り過ぎだろ、これ?」と、少しウンザリしてきました。
まだ来年もデジカメケースを作っていたら、1つのケースに刃型+治具で15個超えたりするのではないでしょうか。
かといって刃型を減らして、その分は手で切りましょう、という事は絶対に無理なのです。一度効率の良い方法を知ってしまうと、少しでも効率が悪い方法に戻るということが出来ません。
結局のところ、私が必死で効率を追求しているのではなく、効率が少しずつ良くなっていくうちに自然と刃型や治具が増えていくというだけの事のようです。
NEX5用ケースの刃型が、もう一つ転がっていました。従いまして刃型+治具の合計は12個です。
狂ってる、、、。