2015年5月2日土曜日
部屋探し
元々二匹の大型犬をバリから日本に連れてくるという話でした。生きた動物を日本に持ち込むということは実は、人間よりもずっと大変なことなのです。注射打ったり識別コードを埋め込んだりと、それが7ヶ月かかるのです。なので生活をし始めるのは来年の一月だから、すみか探しなどしばらくは大丈夫だろうと思ってたんですけど、結局、気性が荒くて、躾がなってなくて、大人二人でも引き離せない大喧嘩をするような困りものの大型動物を持ち込んで名古屋市内の集合住宅に住むことなど、現実的には不可能なことで、それをやるのは夢物語の世界だと説得をしたのでした。結局どう考えてもそれを通さざるをえないので、まあそうなったんですけど、今度は予定が半年早まって7月に帰国になるわけです。
正直、ペットというのは飼い主にとっては大事な大事な家族ですが、飼ったことがない人にとっては「それは金魚や亀とは一体何がどう違うのか?」というレベルのものでしかなく、何を言われても実感として理解が出来ないのが難しいところです。意識の差は段違い平行棒ぐらいのものと思って下さい。何をどう言っても理解はしてもらえません。どちらかが無理矢理押し通そうとすると、話は大概振り出しに戻ります。
そうなると、部屋探しものんびりしていられないということで、早速探したのですが、私の職場のあたりは賃貸マンションが多く、どれも築20年以上経っていて、歩いて5分ぐらいという範囲に割と空部屋があるのです。家賃も相場と比べて高くはないという感じです。
一件これは良いというところを見つけて下見をして、相場より1万円ほど安いので、一応念を入れて階下の人に「ここのマンションは何かトラブルや面倒な人がいたりしませんか?」と手土産持って独自調査して、まあ大丈夫らしいと言うことで、今日仮契約してきました。ただこの人がトラブルメーカーだった場合は、独自調査は何の意味もなさないというところが難しいところです。
住むところは不動産屋の言うことを鵜呑みにしてはいけません。不都合なことはあまり言ったりしませんので独自調査をした方がいいです。買うときなど特にです。うちの近くでも池を埋め立てて数年もしないうちに宅地にして、建て売りにしたところがあります。普通そんなところ地盤が柔くて危なくて買いませんよ。みんな騙されたというか、独自で調査しないんです。近所にタオル一本持って「この土地はどういうところでした?」とヒトコト聞くだけのことです。それをやらないのです。そんないい加減に数千万円を平気で突っ込むんですから、その適当さ加減には実に目を見張るべきものがあります。後で住んでいるところは池だったところと知って、顔面蒼白になるのでしょうか?まあ、独自調査しないぐらいですから、そういうことはあまり気にしないのかも知れません。
これで何とか住むところが決まって結婚前の楽しい時期だなと思われる人が多いでしょうけど、実は事はそう簡単ではない。
20年前に一緒に暮らしていて、それはもう遠い昔の思い出なので、表面的には良い思い出しか残ってないのです。が、しかし男女二人が実際に生活すると言うことは、現実は良い思い出ばかりではないのだ。つまり年月と共に忘れてるだけのようです。
楽しかった思い出、幸せだった思い出、こんなこともあったねえって楽しく昔を思い出して話す日があれば、次の日には突然「そういえばこの女には散々な目に遭わされて、辛い感情を押し殺してきたのだ」という20年間本人もすっかり忘れているような、しかし心のどこかに封印していた「何か」が突如沸き上がってきたりするのです。昔のことは昔のことで、今となってはどうでも良いんだけど、感情というのは理性の理解とは全く別で、どうもまだ感情はケリがついていないあれこれが、突如フラッシュバックしてくるんです。実に不思議ですが、あまりにも感情が重いときがあるので、精神科医に相談したりするんですが、簡単に解決できるようなものでもないらしいです。
他人の面倒を見るという崇高な精神を彼女から学び、その一方で、自分の都合で自分以外の「何か別の存在」は決して信用しきったりしてはならないという厳格な真実も同じく学んだ。どんなに愛し合っていても、都合でウソをついて相手を騙すし、都合が悪い事実があれば必死で隠し続けるし、どうしても自分を優先したい選択の場合はあっさり相手を裏切る。他人がそうだと言ってるのではなく、残念ながら私がまずそういう人間だ。結局人間というものは所詮頼れるのは裸一貫の自分自身だけしかないのだから。
まあ傍目から見るほど幸せいっぱいではなく、色々複雑な事情もあり、歳取ってからの結婚というのは良きにしろ悪きにしろ背負ってきたものが多いので、二人(+一人)が一緒になると自分の人生の孤独感を感じるようになってしまうのではと心配さえし始める、なかなか難しいものなのです。
そんなネガティブなことを考えながらも、以前一緒に住んでいたときは、毎日二人で一緒にあの狭い風呂に入ってたという習慣があったなんてことを思い出して、「一体どれだけ仲が良かったんだよ! 笑」、とかほほえましくも懐かしく思い出したりもするのでした。
最近、作る方も飛ばす方も多少慣れて、やたらには墜落しなくなったDIYトライコプター。
T型よりちょっとだけY型。結局試行錯誤して一体何台作り直してるんだろうか。
だがトライの形状は実に見事に美しい。
安定飛行のためなら何でもやります。
フライトコントローラーは、振動防止ブッシュを噛ませて配置。
995よりも996Rの方が安定しているような気がしますが、デジと書いてありますが、アナログ設定じゃないと綺麗に舵が切れません。不思議なサーボですがこれはTowerProのパチだろうから仕方がありません。アナログ設定でも特に問題無いからいいですけど。
ヨー構造は絶対これがおすすめ。落とさなければ何でも良いのですが、落とすとなると丈夫で修理しやすいものが一番です。つまり意図とは反してよく落とすんです。