実はWin7ぐらいならまだマシな方で、古い加工機を使っているところなどでは、未だにMS-DOSで制御しているところさえあります。MS-DOSって私は25年ぐらい前に使っていた記憶があります。それがまだ現役で使われていたりもするのです。まったく驚きですが、DOSのPCが壊れたら一体どうするのでしょう?そのあたりが不思議です。
Windows7が2020年にサポート終了となるのですが、今のWindow7 PCが壊れたらどうしようか?という話になります。PCも新しい規格のパーツが増えてくると新しいPCを買っても、Windows7がインストールできないとかいう面倒な話になってきてしまいかねません。ということで今のうちにWin7搭載の中古機を探すことにしました。
パソコンというのはミニタワー程度でもかなり邪魔です。メインPCでなければスリムタワー以下の大きさが理想です。正直、重いソフトを動かすわけではなく、Corel Draw X3が動く程度のスペックさえあればいいのです。その他のソフトウェアは何も使いません。それだけの目的で動かしているPCです。
というわけで簡単に入手出来る一番小さなWin7搭載パソコンを買ってきました。
EPSON NB51E。 何とこの小ささです。
メモリ:2GB ストレージ:SSD128GBでわざわざWin7をインストールしてもらって、送料込んで9000円弱。この値段が高いのか安いのか何とも言えませんが、十分納得はできます。
SSDのおかげで起動は速いですが、YoutubeのフルHD動画さえまともに見られません。今時のスマートフォンよりも性能が低いですね。時代を感じます。でもCorel Draw X3は充分動きますので、レーザー加工機を動かす程度の役には十分立ちます。
ただ、メモリが2GBというのはいくら32ビットOSでも少ないので、4GBのメモリに換装してやります。
何ということだろう、たったの1627円。
内部を開いてメモリを交換。
4GB認識されております。
ちょっとは快適になりました。これで10年ぐらいは安心です。めでたしめでたし。
120GBのSSDが2299円って、これもまた今時はずいぶんと安いんですね。データなんか何も置きませんので、OSが入る容量があれば充分です。
ハードディスクを取り出して、別のPCに両方ともつないでクローン。
そのままSSDをつないだらWindowsが起動してくれなかったので、Win7のインストールCDを引っ張り出してきて修復セットアップしたら起動してくれるようになりました。
合う固定ネジがないので、両面テープでSSDを貼り付けておく。
普通これの倍ぐらいのスピードが出るだろうと思いますが、SATA2接続なので遅いのは仕方がないです。それでもHDDよりはずっと速いです。Windowsの起動は40秒ぐらいでしょうか。またこれもあと10年ぐらいは使えるでしょう。めでたしめでたし。