2016年6月7日火曜日

法人設立6年となりました

うちは5月末決算で、2010年に法人にして6年が経ちました。こんな大して誰も必要としていないような商売で6年続いたというのは、ほとんど奇跡に近いものがあるというのが、実際にやっている本人の感想です。ありきたりですが、うちの商品をご購入いただいて支えてくださる奇特なお客様が、この世の中にはいらっしゃると言うことが、存続できている一番大きな理由です。深く感謝いたします。ありがとうございます。

正直、負担ばっかり求められてあんまり良いことが無いような法人化ですが、それでも一度やったらなぜかやめないのはなぜでしょうか?不思議ですね。節税したければ個人事業主の白色申告、大概これです。
この前、カメラマンの友達と飲んでいたのですが、カメラマンの派遣もやっているので、法人化した方が良いのかな?というので、「なぜ法人化しない?」と勧めちゃったりもしています。どういう理由か知りませんけど、法人は個人と取引してくれない場合が多いです。つまり法人ならポンコツでも怪しくても取引してくれる場合があるし、大概の場合、話が早い。

さらに驚いたことに、最近3000ドル程度の商品を海外のメーカーから代行輸入したら、航空会社が法人宛の荷物しか乗せないとかゴネはじめて、しょうがないからうちの名前で輸入したとか、こんなのが結構あるのです。正直、どうでも良いような事柄でいちいち制限がかかるので、個人事業というのはなかなか不便なのだなぁと実感します。

そのカメラマン派遣をやっている友達にも、法人化の何が良いのかという説明は
「競り売りをやっている場があるとして、現状だとそこからこぼれてきた魚を拾うだけだけど、一応競りに参加できるようになる」(でも末席だし、良い魚を競り落とせるかどうかは、また別の問題)

こんな感じで納得してもらえました。