2019年11月19日火曜日

おさかな太郎 パイプタバコ用タンパー

 突然何か閃くというか思いついて、それを実際に形にして作ってみるという、そういうときがあります。要はいつもいつも気まぐれに物事をやっているというわけです。

 今回は、魚型のタンパーを作ったら面白そうだ、とふとした瞬間に思いつきました。Googleで調べてもそういうのは出てきません。誰も作っていないのなら、この俺様が作ってやろうじゃないかということで3Dモデリングから始めてみます。

 どうしてこう明らかに金にならないようなものほど、面白そうで作りがいがあるのか?この情熱を金になることに注ぐことができれば、もっと違った人生があるような気がしますが、まあ仕方がありません。金にならないから面白いのです。


適当に魚っぽくモデリングしてみます。


モデリングした魚から反転させて陶土を押し込める型をモデリング。ここまでPC上でできるのは実に素晴らしいことです。反転型を実際にやるとなると石膏を使ったり、シリコンで型取りしたり大変な面倒で手間がかかる作業です。
今の時代は元型も反転型もPC上でできるという非常に便利な時代になりました。


すでに使っているので汚くなってしまいましたが、3Dプリントした型です。


陶土を詰めて圧をかけて、型から外して乾燥させる。
干物でも作っている雰囲気になりました。まさにオサカナ太郎という感じです。

3,4日自然乾燥させてから1000℃ぐらいで素焼きします。明後日ぐらいかな。乾燥に時間がかかるのが難点です。