日本製の安くて評判が良いノグチグリップ。これのロングの方を革巻していきます。
やっぱり不便でも革がいいです。
こっちはフラットの革を2次元展開して貼り付けてみました。
このグリップは割と無理なく2次元で展開できる形状です。稜線に合わせて端のラインを作りカットすると弱いS字のカーブが描かれ何とも美しい縫製ラインができます。このグリップは実に良い設計というか良いモデリングですね。この時点で販売されている大概の革グリップよりも良いものが出来上がりました。売っている革グリップは見た限りすべて縫製ラインは真っ直ぐで芸というものが感じられません。
フラットではちょっと芸がないと思い、パンチングのタイプを作ってみました。
穴があると滑り防止にもなるし、夏場は蒸れ防止の効果も期待できます。
フラットの展開図。
カットラインのカーブに合わせて約5mmぐらいの間隔で線を縦横に引きます。
ガイドラインの交差点にΦ1mmの穴をつけていきますと、きれいに流れるようなパンチング穴が並びます。
なかなか美しい革グリップが出来上がりました。