今、エレベーターなしの賃貸マンションの4階に住んでいるのですが、そろそろ老人になりつつあるのでそのうちに4階なんて住んでいられないと思い、1階の物件を探したのですがこのあたりで1階の物件はなかなかありません。
仕方がないので中古の分譲マンションを探したところ工房の500m圏内というちょうどよい場所に1件ありましたので、早速不動産屋と話を進めて契約を済ませました。何と言っても安く、ローンとか組むのも面倒なので現金で買うことにします。数百万円で4DK。郊外とはいえ名古屋市内でその値段というと要はかなり古いのです。不動産というのは相場通りと言われまして、意味もなく安いという事はありません。古い物件だとそのうちに建て替えとか厄介な話になりそうですが、そこそこ大きな団地になっていて、その団地のすべての住人の4/5が建て替えに了承するとは絶対に思えないです。古い分譲マンションの住人は老人ばかりですよ?あと何年生きられるかわからない人達が今更建て替えをしようとは思わないものです。元々は名古屋市住宅供給公社が建てて分譲したものなので、最後は行政が介入して何とかしないと建て替えは恐らく無理でしょう。不動産というのはこういう面倒があるので、所有するのはあまり気が乗らないのですが、まあ今後20年住めれば、その頃には私もそろそろ寿命でしょうから、今は深く考えないことにします。
平成15年に内装をリフォームしており現状高齢の女性一人暮らしなので割と綺麗ですが、西側の一室の湿度が高いようで壁紙が剥がれています。今のマンションもそうですが、古いマンションの北側というか寒い側は結構冬場は湿度がたまるのですね。冬でも除湿機をかけないといけないぐらいです。
まずこの部屋の壁を何とかします。でも内装屋に頼むのも馬鹿らしいので、自分でやることにします。ちなみに今の工房の内装(15畳ぐらい)も数年前に自分でやりましたので、4畳半ぐらいの部屋ならどうってことはないです。
隣のデッキ工事屋に捨ててある木パレットをバラして防腐剤を塗って貼り付け。工房の内装は山小屋みたいで、なかなか居心地が良いです。パレットに使われているような低品質な杉材でも、木のプリントした壁紙と比べると質感は雲泥の差です。本物の木材なのですから当たり前なのですけとね。